築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

彼岸前、ですが・・・

2020-03-19 09:41:26 | Weblog
今年の冬は暖冬で、あまり『冬』を強く感じることも少なかったですが、
お彼岸までくると『冬ももう終わりだなぁ~』という実感もわいてきますね。
だいたいお彼岸ころになると、冬の間は避けられ気味!?の冷たいお刺身物も
結構出るようになるという感じが、個人的にはしてました。
ただ今回のお彼岸はですね~~~
やはりコロナの影響が大きく、法事等の人の集まりも制限されてますからね。。
例年なら忙しいお彼岸前も、今日も寂しい限りの市場の中でした。。

セリ場の方は相変わらず五島を含む長崎県の定置網の小マグロが多いですね~
京都の舞鶴も7本くらいありましたが、長崎定置に比べると舞鶴はずいぶんと高いですね。
それに今日は輸入物のメバチも1社のセリ場だけですが結構ありました。
ただ相場はバチが本当に高い・・・そう感じます。
本マグロも含め、近海物、特に太平洋がすっごく少ないので海は時化ているのだと思いますが、
それにしてもバチは・・・・高かった(汗)

今朝もウニなど「高級魚」が安いとテレビでやっておりましたが、あれはあくまでも
普段キロ単価で2万円が1万5千円位になっている(時もある)という話であって、
マグロすべてが下がっているわけでもなく、むしろ安価~中間どころは
上がってきている感もあるくらいですからね。。

あの報道・・・・けっこう迷惑です(泣)
おそらくマグロだけに限らず、どの魚種も特上の相場がちょっと下がっているということだと思います。





まぁ私も今日もお得意様ともお話ししましたが、みんなが苦しいから
みんなで頑張るしかないよね~~と!
どうにか乗り切って、また『普通』の生活を取り戻しましょう!!


土曜日は市場はやってまーす(笑)