感覚的にダイナミックレンジが広がったと感じても実際にチェックしなければ気がすまない。
比較対照はα-7Dとα700そしてD3
諧調チェックシートの18パーセントグレーにスポット測光しブラケット撮影、
露出のプラスやマイナスで撮影たチェックシートの諧調がどこまで残るかをテストした。
結果は一目瞭然同じAPS-Cでもα-7Dとα700で差が出た、テストは勿論Dレンジオプティマイザーやゾーンハイなどの機能は使っていない。
結果はハイライト側に差が出てシャドーの諧調は3機種とも殆んど同等。
若干αが綺麗な暗部の諧調表現だった。
それでは白とびはというとα-7Dは+0.7の補正が粗限界で+1段で諧調が失われ始め+1.3では殆んどの諧調が失われた。
α700は+1段では諧調を維持、+1.3から白とびが始まり全ての諧調は表現出来ず。
比較テストしたD3は+1.3でも流石に余裕で諧調を残す!
ひょっとすると+1.7までいけるかもしれない。
結果はやはりD3がダイナミックレンジが広くハイライト側はα-7Dとは2/3段以上の差がある。
しかしα700とは差が縮まり、約1/3段強か?
限界ギリギリの露出ではこの差はとても大きく感じる場合もあるだろうが、カメラの価格差を考えればとても小さいと感じるかもしれない。(笑)
良くカメラの評価で誇大な表現を目にし、それを信じる人達がいるが、実際のカメラの性能の差はハイエンドも中級機もボディ意外は大きな違いは無く。
若干優れた性能をアドバンテージと感じる人に価値があり、私にとっては猫に小判かもしれない。
いや、私の体型から豚に真珠が正しい表現だ!(笑)
画像はα700+DT16-105mmF3.5-5.6
…そうですね。オーディオでもカメラでも、趣味の分野は「ほんの僅か」の性能アップに基本性能の数倍~数十倍ものコストを要求されますね。
ダイナミック・レンジの件は、実際の風景などではなかなか判らないので、興味深く読ませて頂きました。
DROは予想はしていましたが、やはり「両刃の剣」ですね。特に夕景~夜景では注意深く使わないと、盛大なノイズに泣く事になりそうです。
僕としては、キットレンズの16-105mmが想像以上に優秀で、目下手当たり次第にこのレンズで遊んでいます。 実はα700購入の主目的はこのレンズが欲しかったからなんですけどね(^^;
αの場合5段階のマニュアルが選べるので注意深く効果を探って行きたいです。
勿論OFFの方が良い場合もあるので念のため同時記録でRAWを画像を安全パイとして使う積りです。
DT16-105mmはα100を使う父親にも勧め使わせています。
今まではDT18-200mmを父親が使っていたのですが
確認すると画質がちょっと許容範囲外で!
正直同じ高倍率ズームならNIKONが数段マシだったのす。
来年出るSSM70-300Gもかなり良さそうで期待しています。