
本当は次に出るであろうハイエンドを買おうと思っていたのだが、雑誌などであまりに評価の低いα99に逆に興味が湧いて手に入れた。(笑
使って見ると確かにα900より圧倒的に高画質だ、おかげで手持ちのレンズの評価まで変わってしまうほどの差で、下に戦車を写したサンプルをあげる。
上がα99で下がα900、初めは手持ちで撮影したが差がありすぎ、α900のミラーショックでブレたかと思い三脚で撮影
レンズはミノルタのAF35mm1.4G、このレンズ実は当たりで若干絞れば35mm粋のバリゾナよりも解像する最後期のコーティングの物。
縮小画像では判らないのでそこでピクセル等倍の画像が下。
上がα99下がα900、驚くほどの差だが、これでもα99の画像はM9ほど目に入ってはこないので、ローパスは効いているのだろう。
恐らくローパスの性能やセンサーの差だろうが、見てしまうともう900には戻れない。
逆に900では使えたAF24-105mmズームやレフレックス500mmは使いづらくなった感じだし、安い単焦点もしかり。
ただAF35mm1.4Gは絞ればこんなに解像するんだと思うほどでソニー製ならデジタル補正や電子先幕シャッターも使えるので買い換えようか悩み中。
ソニー製のAF35mmは若干ミノルタ製に比べMTFの数値も向上している、ただし国産の場合MTFのデーターの信憑性には疑問があるので参考にはならない。
事実私のディスタゴンは交換で3本目だが、それでも駄目でメーカー調整中、SONYには品質管理をもう少し向上してもらわないと。
これはα99で早朝に撮影した画像だが、シャドーの潰れが唐突すぎないか?
ダイナミックレンジがどうのこうのでは無くて画像処理技術の問題なのかとも思う。
なぜならセンサーの性能では遠く及ばないはずのM9では、こんな結果にはならない。
それなRAWでと思っても、現像ソフトが使い物にならないのは如何なものか?
SONYのカメラは好きだけど、もう少し頑張ってファームを見直して欲しいものだ。