ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニアでも9月の満月

2007-09-25 | ルーマニア・わたしの日常


日本とルーマニアの時差はサマータイム実施中でこちら6時間遅れ。日本では中秋の名月、ルーマニアでも満月を見上げることが出来ました。『9月の満月は運命に大きな変化をもたらす』と、今月の雑誌にも占いが載っています。 
 
あいにくと私は風邪引き続行中、ルーマニア風邪は自己療法では撃退できず家族にも心配をかけてしまっています。

お姑さんお勧めの療法は、にんにく一片を熱し、両方の耳の穴に詰め込むというもの。たしかにぬくもります、にんにくが冷めてきたらまたガス台で熱して繰り返します。「身体ノ中ヲ、風ガ通リ抜ケナイヨウニスルノヨ。」、ルーマニアでは風が通り抜けると良くない、とされているのです。
 
ほかにアルコールを含む液体(=念のため、アルコール飲料ではなく医療用アルコール)を布に浸し胸と首周りを包みました。呼吸が楽です、これもまたルーマニアの特効薬。
 
腰痛に効く特効薬はこちら(5月に劇的に効くことを体験しました!)。


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日本対ルーマニア

2007-09-24 | ルーマニアの新聞記事より
ラン仲間の間でも話題持ち切り。デビスカップのワールドグループ入れ替え戦(21~23日、大阪・なみはやドーム)、世界ランキング16強で構成されるワールドグループ入りを目指して、世界ランキング22位の日本がランキング14位のルーマニアと対戦。



しかも会場は大阪のなみはやドーム。朝7時からのテレビ放送でしたが「ヒロコノ、大阪ガ映ッテイルヨ。」、世界陸上も大阪開催、テニスのデ杯WG入れ替え戦も大阪。私の実家が大阪なのでみんなより親しみを感じてみてくれています。



上の写真は会場のなみはやドーム。前には日の丸と大阪府の旗があがっています。今年1月の撮影。

試合は初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合が行われ、3勝以上すれば22年ぶりのワールドグループ復帰が決まるのです。

初日のシングルス2試合で1勝1敗。この1勝は世界ランキング216位の鈴木貴男選手がランキング106位とはるかにレベルが上のビクトル・ハネスク選手にストレート勝ち。ルーの仲間も「アノ、ハネスクニ、勝ツナンテ。」とびっくりの快勝でした。

この試合、私も家で見ていました。マイダーリン「フムフム、タカオ・スズキ、コノ選手、クリスチャン?胸ニ十字架ヲ下ゲテイルヨ。」、よく観察していますね~「判ラナイケド、ファッションデ、十字架ヲ身ニ付ケル日本人モ居ルワ。」「変ワッタ習慣ダ??」、鈴木選手がクリスチャンであるかどうか、ご存知の方がいらっしゃったらお知らせいただきたいです。

2日目のダブルス1試合も鈴木選手活躍、岩淵選手と組んでストレート勝ち。田舎に帰っているラン仲間マリアンが日本ペアの快挙にびっくりして電話をくれたくらいです、「ヒロコ、見テイタ?」「ウ~ン、私ハ風邪デダウン。ベッドノ中。」



残念ながら日本は3日目のシングル2戦を失い、日本のWG復帰はならず、ルーマニアは残留。ルーマニアの今日の新聞は『パベレに乾杯!』と大きく取り上げていました。3日目のシングルで鈴木選手に逆転勝ちした世界ランク88位のアンドレイ・パベレ選手、ルーマニアのエースです。

しかしこの新聞、大衆紙のリベラル・タテアですが、ルーマニアの女子マラソンのエース、リディア・シモン選手が先の世界陸上で5位に入賞した時には数行の記録記事のみ。世界陸上よりもデビスカップのほうが一般市民に関心のあるスポーツ大会のようです。陸上好きにとってはちょっと残念。


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風邪の自己療法

2007-09-23 | ルーマニア・わたしの日常
昨日午前中のクロスが終わってからと言うもの、くしゃみの連発。帰り行く道中でもハックション!

ルーマニアでは誰かがくしゃみをすると「Sanatate」と言っておまじないを唱える習慣があるので、バスの中でくしゃみをする私に乗り合わせた人が「Sanatate」、路上でもくしゃみをする私に通り過ぎる人が「Sanatate」、「お大事にね。」という意味なのですが、病状悪化してしまいました。
 
金曜日からの寒気、これはもうすでに風邪を引いていたのです。土曜日にクロスを走って汗をかいてすぐに着替えたつもりでも遅かりし。午後から寝込んでしまい、日曜日はまったく起き上がれずにベッドの中、おでこに熱さまシート、背中のツボにカイロを貼って布団に包まっていました。
 
「薬ヲ飲ンダラ?」といわれましたが、なるべくなら西洋医学のお薬には頼りたくない私。風邪の撃退のためには、布団をかぶって汗をうんと掻くのが自己療法です。汗が額を流れてきても布団の中。汗で湿ってきたらTシャツを何度も着替えながら、布団の中で過ごします。

熱さまシートはルーマニアには存在せず、家族のみんなは私のおでこに貼ってあるモノを見て「何?ソレ?」と不思議そう。ホッカイロは売っている薬局もあるそうですが、やはり家族のみんなにとっては初物の不思議なシロモノ。今回は寒気から来た風邪。この方法で撃退です!


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大阪ニ冬ハ在ルノ?

2007-09-22 | ルーマニア・ブカレストの日常
大阪からは厳しい残暑情報が届いているというのに、ここブカレストではひと足もふた足も早く秋。寒がりの私にとってはもうちょっとゆっくり秋が来てほしかったです。
 


今日もマラソン大会で出会う仲間たちに、「寒イワ。」を繰り返していると「寒イ?コレ、普通ダヨ。」とTシャツ一枚の友人。「デモ、大阪デハ今デモ最高気温35℃位アルノ。」と伝えると逆にびっくり、「大阪ニ冬ハ在ルノ?」と訊ねられてしまいました。

「在ル、12月カラ2月位、気温5~6℃ニナル。」~「ソレッテ、マイナス?」「マイナスニハ、滅多ニナラナイ。」、「ソレハ、暖カイヨ。」
 
そうです、ブカレストの冬はマイナス20℃になることもあるのです。ルーマニアの北西部の都市ミエクラチュックはヨーロッパ一冷え込むといわれているところ、フィンランドよりもノルウェーよりも冷え込み氷点下30℃以下を記録します。
 
今年の夏ブカレストから南へ約70キロの村で気温50℃、観測史上最高。ブカレストでも連日40℃を超え、「アフリカ大陸よりも高温のブカレスト」と新聞にまで載っていました。夏は暑く冬は冷え込む、一日の寒暖の差も大きい、これが大陸性気候。


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サムスン・ランニングフェスティバル

2007-09-22 | 海外&ルーマニア・マラソン大会


韓国の家電メーカー・サムスンが中東欧の主要都市で開催しているランニングフェスティバル。今日はブカレストにやってきました。
 
これは着順を競うクロスではなく、みんなが参加して楽しみましょう、と言う趣旨。シャルル・ド・ゴール広場から凱旋門広場を南下、ビクトリア広場を廻ってスタート会場に戻ってくる約3.5キロのコース上に抽選箱が設けられていて、ここに抽選券を投入、ラン終了後にお楽しみ抽選会開催です。
 


昨年はコース上の凱旋門広場や並木通りで写真を撮ったりしてファンランでしたが、今年はスピードチェックのため、気合を入れて走ります。3週間後のクロス・ペトロムと同じコース、春のクロス・アロエと同じコース、タイムを比べることが出来るのです。(コース上の写真は昨年のものです。)
 


「僕、コノコースデ15分ヲ切ッタ事ガナイヨ、ヒロコニ付イテイクヨ。」とラン仲間のリビューが私のそばにいます。リビューはこの秋、ブカレスト・マラソンでフルデビューの予定でしたが、ブカ・マラソンが突然の中止となりがっかり、それでもトレーニングを続けています。
 
「君、前ニ出テ。」と国際色をアピールしたいらしい主催者側のカメラマン・アシスタントに最前列に引っ張り出されて記念撮影、そしてスタート。3週間後のクロス・ペトロムで出会うであろうライバルの一人は中距離専門の選手。スピード勝負になることを予想して最初からかなり飛ばしていきます、ジュニア達も弾丸スタート。
 
とはいえ、着順も取らないレースなのでジュニア達みな次々脱落。中盤を過ぎて私の後ろに誰か付いています、リビューかな?ちょうどいいわ、サボらないで走りましょう。でも、3日前のインターバル練習の疲れで脚が重いです。
 
ゴール前の交差点で赤信号のために止められてしまいました、あ、私の後から来ていたのは同い年の長身ランナー・ミハイでした。とりあえずこれはファンラン、10人以上ランナーが溜まって、信号が青になりゴー。ストップウォッチを操作して14分20秒くらいでゴール。
 
愕然!一生懸命走ったつもりが。
 昨年5月=13分16秒
 昨年10月=14分01秒
 今年5月=14分23秒

この落ち方は何だろう??スピード練習をしていないのはここ数年来同じ状況。していないからどんどん落ち込んでいる様子。怠け心入れ替えて、ショートインターバルに取り組むべきかも。
 
15分切りを目指していたリビューは14分40秒ほどでゴール、「コンナスピードデ、走ッタコトガ無イヨ。」、満足そうでした。
 


お楽しみ抽選会まで時間があるので仲間達とヘラストロウ公園を1周約6キロ。ステージではコンサートとダンス、ステージ前でもジュニア達がダンスに熱中。ノリのよいラテン人、延々ダンスが続きます。

待ちに待った抽選会(=携帯電話、MP3プレーヤー、DVDプレーヤー、デジカメ、プラズマテレビなどたくさん当たります)ですが、残念ながらはずればかり。ダーリンも私もくじ運はまったく良くないです。お腹空かせて家路に着きました。


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大会予定

2007-09-21 | ルーマニア・ランニング事情
いよいよシーズン入り、秋の大会はどうしようかな、とカレンダーと首っ引き。「また、日本に走りに帰ってくるの?」とメールを頂き、はい、その通り、東京女子マラソンが今年で最後かも、と言ううわさを聞きつけ、やはり走りたいです、自分のベストを2度更新した大会ですから。
 
今週末からブカレストでは、大会オンパレード。
 
22日(土)、サムスン・ランニングフェスティバル
 3.5キロほどの距離をファンラン。着順による順位表彰はなく、お楽しみ抽選会でサムスン(=韓国の家電メーカー)の家電製品が当たります。
 
30日(日)、ブカレスト10km&20kmロードレース


 ジュニアからベテラン、クラスわけあり。市街地を走る平坦ロードレースです。Web-siteはこちら。私は20キロに参加予定。マイダーリンはクロアチア遠征。
 
10月6日(土):ブラショフ近郊でトレイルランの大会
 ブカレストから200キロくらいのところで開催されるので前泊しないと参加できません。しかも山岳長距離38キロ、ゴールした時間帯によっては、電車の乗り継ぎ悪くその日のうちに帰って来れないこともあり。翌日曜日のレースを逃したくないので、残念ながらこの大会は見送ることに。
 
10月7日(日):クロス・ロッテリー
 ジュニアと一般の部の優勝者には国産車ダチアが用意されています、男女とも、合計4台(ジュニアは軽自動車ですが)!私のカテゴリーとなるベテランの部の賞品は家電製品などです。毎年入賞しているビクター、「賞品ガ不公平ダ。」と主催者にモノ申していますが今年も改善されず。約5.5キロほど、ルーマニアで初優勝(ベテランの部)したのがこの大会だったので、今年も頑張りたいです。
 
10月14日(日):クロス・ペトロム
 ガソリン会社主催の3.5キロほどのクロス。優勝賞品はガソリン1000リットル!昨年2位でガソリン750リットルをゲット、今年も3位内入賞を狙っています・・・がライバル多し。
 
10月14日(日):AIMS公認ティミショアラ・マラソン
 ブカレストから西へ約533km、ハンガリーとの国境近いティミショアラにて開催のマラソン大会。ハーフとフルがあります。賞金レース、マイダーリン、ハーフで狙っています。昨年の私、フルを走りましたが、今年は同日開催のクロス・ペトロムに参加予定。
 
10月21日(日):ブカレスト・マラソンは中止
 数年前に打ち切りになった首都開催のマラソンを復活させよう、と今年5月にシドニー五輪金メダリストのサボー選手も同席の上、この日に開催されることが記者会見発表されたのですが、交通事情を混乱させるとして警察当局の許可が下りずに8月中旬に中止が決定。ヨーロッパの主要都市で都市型フルマラソンを開催しているのに、とラン仲間は残念そう。花のお江戸・大東京でもマラソンが出来るのに、私も残念です。
 
11月4日(日):アテネマラソン
 陸続きのギリシャに、ルーマニアのラン仲間が車で行こうと計画。片道約750km(道中1泊)ですが、誘ってもらった機会に走ってみたいな、と。今年は第25回記念大会となります。
 
あ~、相変わらずの走り病。と言うか、レース好き。マイダーリンもまったく同じ。似たもの同士が寄ると病状は激化するだけみたいです!?


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風邪の前兆

2007-09-21 | ルーマニア・わたしの日常
今朝からゾクゾク寒気がして、背中のツボにカイロを貼っています。昨日の夕方、薄暗くなってから走りに行こうかなと思っていると雨。なんと外気温11℃。日暮れの時間帯にこの温度、これはもう大阪の11月です。
 


それでも昨夜はワインを飲みたい気分だったので、傘をさしてフリースを着込んで、ワインを買いに行きました。お目当てのワインが見つからずスーパーを2件廻りました~これが悪かったのか?とにかく寒気です。
 
写真にはミネラルウォーターも一緒に写っています。ルーマニアではワインを炭酸ガス入りのミネラルウォーターで割って飲むのが一般的。慣れれば、こちらのほうがおいしく感じるワインもあります。コーラで割って飲む人もいますが、コーラの味が強く出すぎて私的にはno thanksです。

寒気は風邪の前兆、私の対策は背中のツボにカイロを貼ること。ちょうど肩甲骨と肩甲骨の間の辺りです。これ、結構利きます。寒気はましになります。そして保温に勤めること。部屋の中でも薄手のフリースを着ています。
 
とうとう今日は走りにもいけず。明日はスピード練習がてらマラソン大会に参加します。


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気温の上がらない日

2007-09-20 | ルーマニア・わたしの日常
日本からは厳しい残暑情報が届いていると言うのに、ここブカレストでは完全に秋になってしまいました。8月の下旬には気温が40℃を超える日があったというのに、1~2週間のうちに急に季節が変わってしまい、私にとっては半袖Tシャツで過ごす日がほとんどありませんでした。
 
今日は朝から曇り空。気温が上がりません。おまけに雨予報も出ているので、昼間のうちに散歩に出かけました。いつもはジョギングで走りぬけるチタン公園、昨日久しぶりにインターバル練習をしたので、今日は長袖Tシャツにウインド・ブレーカーをはおってリカバリー・ウォーキング。
 


公園の木々はこんなに色づいてきました。雨予報に散歩の人もほとんど見かけません。秋咲きの薔薇は今からが見ごろです。
 


曇り空に水鳥たちも「モウ、冬ガ来ルノカナア?」
 


夏の間はところ狭しとサンシェードを張り出しパラソルを広げていた湖畔のテラスも、少しずつ縮小、パラソルも閉じられたままです。
 


テラスでは男性がひとり、秋のもの思い。余りにも早く季節が移り変わって、戸惑っているのは私だけではないのかも。


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うれしい便り

2007-09-20 | ルーマニア・わたしの日常


ブラショフからうれしい便りが届きました。今月初めにミエクラチュックからヒッチハイクでブラショフまで車に乗せてもらった中年のご夫妻です。とても親切にしてもらい、途中で記念撮影したときにご住所を教わりました。
 
ブカレストに帰ってきてから、“車に乗せてもらってありがとうございます。ルーマニア語のmultumescは、日本語でありがとう、と言います。ありがとう~どうぞお元気で。”とお礼のはがきを出しました。
 
すると“私達のことを覚えていてくれて、日本の絵葉書を送ってくれてありがとう。元気でね。”とわざわざ返信してくださいました。ルーマニア語だけで手紙を書き、ルーマニア語だけで返信をいただいたのはこれが初めて。旅の道中を楽しんだいい出会いでした。
 
上の写真は私がいただいた絵葉書。ルーマニア北部・北モルドヴァ、ブゴヴィナ地方にあるモルドヴィッツア修道院(16世紀の建物)。外壁に書かれたフレスコ画が見事でユネスコの世界遺産に指定されています。
 
ちなみにルーマニア国内郵便は、はがき&定形郵便物とも0.8レイ。ごく最近まで0.5レイだったのですが、今月から値上がりしてしまいました。日本への航空便ははがき2.5レイ、定形郵便(封書)3.1レイ。日本からルーマニアに出すときははがき70円、封書110円なので、ルーマニアから送るほうが少しお高いです。現在1レウ=約52~3円となっています。


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切れ味抜群の日本包丁

2007-09-19 | ルーマニア・わたしの日常


私の愛用の日本包丁、かなり大ぶりで「ソレデ飛行機ニ、乗セテモラエタノ?」などと言われてしまったシロモノ。だってこの包丁を手に持って飛行機に乗ってきたわけじゃありません。ちゃんと布でくるんでスーツケースに詰めてきました。

こちらのナイフは小ぶりのものが多く、切れ味の点でも私には使いづらいです。やっぱり使い慣れたものが一番、と日本包丁を使っています。中国マーケットで同じような大ぶりの包丁が売っていますが、切れ味はどうかな?余り信用できません。

写真はご参考までに、上から私の日本包丁(=こちらに来る時に母がもたせてくれた大阪・堺の銘入り包丁)・お姑さんのギザ包丁(=パン切りナイフのようです、でも引いて使うと良く切れます)・ちょっとした物を切るときに使うナイフ、です。


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