ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

お釣りを返せ==自動販売機使用上の注意

2014-09-24 | ルーマニア&あちこちで・びっくり
日本の常識は世界の常識にあらず。これを思い知らされるのが、ルーマニアの自動販売機。結論から書きます、すべてお釣りがでません。
 


証明写真を撮るのに便利なセルフ・ポートレート。1回15レイですが、お釣りはでません。よく見るとルーマニア語でちゃんと「機械はお釣りを出しません」と書いてある。
 


地下鉄構内にあるユニークな自販機、1.5リットル・ペットボトル入りの牛乳を売ってくれるもの。やはり、お釣りはでません。



同じようによく見ると、「機械はお釣りを出しません」と書いてある。
 


カップベンダーのコーヒーの自動販売機。ボタンを押してミルクや砂糖の量が調節できるし、プラスチックの小さなかき混ぜ棒も一緒に出してくれます。でも、これもお釣りはでません。やはり「機械はお釣りを出しません」と書いてある。
 
このコーヒー自販機の面白いところは、本来1杯1.5レイのコーヒーがときどき、1レウで買えてしまうこと。どういうことかというと、前に買った人が2レイを入れていて、そこから0.5レイが機械の中に残っているから。
 
では、5レイ札を入れると、3杯続けて買えるの?機械が5レイ札を吸い込んだまま、1杯しかコーヒーが出てこなかったら大損だから、実験しませ~ん。
 


一番失敗しそうなのが、地下鉄切符の自動販売機。2回券(4レイ)から月間フリーパス(60レイ)までの6種類を売ってくれるのですが、お釣りがでません。

この機械は英語表示に切り替えも出来、ちゃんと「no charge」と書いてあるものの、初めてこの地に来た日本人が利用するとき、つい日本の習慣から、お釣りが出ないなんて、疑ってもかからないかも。
 
ワタクシ、マドモワゼル、今のところ失敗無し、用心に用心を重ね、こちらの習慣に慣れてきました。地下鉄切符の自販機はクレジットカードも使えます。4桁の暗証番号も入力しなければならず、「もしかして、情報を盗み取られるかも?」と疑っていたときもありましたが、現在までのところ、事故は無し。スキミングされてからでは遅いけれど。

*郷に入っては郷に従え:
ルーマニア人によっては「地下鉄切符の自販機を使うなんてもってのほか。お金だけ吸い取られて、切符が出てこなかったらどうするの。そんな苦情なんて、聞いてくれないかもよ。販売窓口で係員から買うのが確かよ。」と、ここまで疑っている人もいます。これくらい用心していても良いくらいなのかな。

*関連記事:
かき混ぜ棒も一緒にサーブされる「ルーマニアの発明、コーヒー自販機」、記事はこちらから。


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