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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



阪神電車の岩屋駅で降りて、南に向かい、国道43号線にかかる陸橋を渡ると神戸市東部新都心のHAT神戸である。



超高層のツインタワーマンションを左に見ながら、さらに南に進み、広い道路にかかるボードウオークとなっている陸橋を渡ると、2002年に開館した兵庫県立美術館「芸術の館」がある。



直線で構成された美術館には、陸橋から直接入場できるようになっているので、ラクチンであるが、中は迷路のようになっていて美術館の入り口に辿り着くまでかなり歩くことになる。



建物の設計者は、当時東大教授であった安藤忠雄氏で、延床面積2万7千㎡余という巨大な建物であった。

安藤氏は美術館の設計者として、サントリーミュージアム、直島コンテンポラリーアートミュジアム、アメリカのフォートワース現代美術館、東京アートミュージアムなどの作品があり、最近では三宅一生氏とのコラボレーション作品「21_21デザインサイト」が有名である。



美術館展示棟とギャラリー棟の間の屋外空間には、円形の吹き抜け階段があり、建物の直線と階段の円形のコントラストが面白い。



その円形階段を使って3階に上り、、南側のベランダに出ると大きく張り出した3枚の庇が目に飛び込んでくるが、あまりにも巨大な庇なので途中から折れそうである。



3階から下りて美術館の周囲をぐるっと回ってみると、美術館を囲む直線的な外壁には打ち放しコンクリートでは無く、表面にさざなみのような凹凸のある白い御影石が貼り付けられていた。



美術館南側の運河の前には、ハーバーウオークというHAT神戸の東西にある住宅エリアをつなぐ長い遊歩道ができている。



東西に長く広がるHAT神戸の両側は、住宅エリアとなっていて全部で1万戸、居住人口3万人というからかなり大規模な新都心である。

途中、美術館と隣の国際健康開発センタービルとの間のハーバーウオークで自動車の写真撮影が行われていたが、隠れた撮影ポイントとなっているのであろう。




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