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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



近郊の公園に桜を見に行ってきました。そこの桜の花に止っているのはニュウナイスズメ(14cm)のオス。

オスよりも色が薄いニュウナイスズメのメスと手前左にメジロ(12cm)

手元の図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば<夏鳥又は漂鳥として本州中部以北で繁殖。冬は本州中部以南に渡る>・・・桜の花とニュウナイスズメのメス。

<スズメは、頬に黒斑があるがニュウナイスズメの頬には無い>・・・メスの背中からズーミング

従って大阪などでニュウナイスズメを見ることができるのは秋から桜の季節までのようです。・・・こちらは正面側から

ニュウナイスズメのことを鳥名の由来辞典(柏書房)で調べてみました。・・・顎の下に黒斑があるオスの頭掻き。翼の後部から足を出す関節法です。

<ニュウナイスズメは枕草子に頭赤き雀として書かれている>清少納言もちゃんと見ていたのでしょう。・・・背中が栗色をしたオスが左下を凝視

その語源ですが<柳田国男は(古い日本語で)ニフ(ニュウ)は頬のこと、頬に黒斑が無いのでニフ無い雀からきたとしている>・・・小さな蜂のようです。

一方<大言海にはニュウナイは新嘗(にいなめ)の訛り。新しい稲を人より先に食む意か>この説が穏当のようです。・・・上手くキャッチしました。

ちなみにスズメはこちら



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