goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

「旧いから」は、言い訳かと・・・

2009年08月06日 | オートバイ
よく質問されるのが、キャブレターからのお漏らしに関してだけど、ほとんどの方が、
すでにキャブレターのオーバーホールは済んでいると言っている。


キャブレターのオーバーホールと言うと・・・

ジェット類の清掃
フロートチャンバーガスケットの交換
フロートバルブの段付き磨耗の確認
油面の調整

が一般的になっていると思うけど、実際にはもっと細かい部分で重要なところがある!


このフロートバルブは実際に使用していたものだけど、この程度の段付き磨耗では
オーバーフロウ症状は発生していなかった。

もちろん段付き磨耗なんてないほうが良いけどね!


これはフロートバルブを押し上げるフロートの爪だけど、この程度の傷があっても、
このキャブレターは大丈夫だった。(もちろん油面は合わせている)

でも傷の深さによっては、綺麗に磨いておくべきだろう。
(僕的には、なめらかになっていれば良いと思う)


フロートバルブフォルダーの穴は意外と汚れがこびりついていることがあるので、
僕は綿棒にコンパウンドを薄く塗って磨いている。

このような処理が正式かはわからないけど、いままでに問題になったことはない。


意外と盲点なのが、このガスケット!

フロートバルブフォルダーガスケットなんだけど、左側は新品で右側は中古品。

中古はフロートバルブフォルダーで押しつぶされた部分が段差となっている。

せっかくフロートがフロートバルブを押し上げ、ガソリンを止めても、このガスケットが
劣化しているとキャブレター本体とフロートバルブフォルダーの隙間からジワジワと
ガソリンが漏れてくる。

もちろんフロートチャンバーとキャブレターの合わせ面も、傷がないよう綺麗にして
おかないとガスケット類を交換しても無意味!

つ・ま・り!

平であるべき部分を平らにする!
傷があっても見逃さない!
ガスケット類は再使用しない!
徹底的に綺麗にする!

を実践すれば「お漏らし」はなくなるはず!

って言うか、なくなるべき!

言っとくけど、対角線に締めこむのはシリンダヘッドのボルトだけぢゃぁないよ!

フロートチャンバーも対角線に締めこむんだよ!

しかも何度かに分けて締めこむことが重要!


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