毎度のことだけど、オイルポンプのメンテナンスは苦労させられると言うか、気を使うというか・・・。
もちろんオイル漏れがあるからメンテナンスをするわけで、メンテナンス後にもかかわらずオイル漏れを
してしまうと、僕のメンテナンスに問題があったことになる・・・気がしてしまう。
例の駆動軸に傷がある限り、オイルシールを交換しても漏れてしまうので、本来ならば傷が付いている
駆動軸は新品に交換したい。
いや・・・交換するべきだよね!
最終的には、ここまで磨いてみた。
あまり磨きすぎると直径がやせるわけで、逆にオイル漏れの原因になるだろう。
分解した前側部分。
このオイルポンプは、不思議と内部の部品に錆が発生している。
普通ならオイルが入っているので錆ることってないと思うけど、錆びている部分はできる限り綺麗に
仕上げてみた。
だって原因がどうあれ、錆びていることは事実なんだから!
ガスケットの合わせ面には気になるような傷はなかったので、オイルストーンで仕上げて終了!
バンジョーボルトも旧いガスケットを綺麗にして準備完了!
・・・と、普段だと、ここで終わりなんだけど・・・
今回は気になっていたことを、実行に移して見ることにした。
オイルポンプオイル漏れ確認治具!!!
まぁ、適当なアルミ板を曲げて作っただけなので、それほど偉そうなものぢゃぁないけどね。
僕的には、NASAのロケットエンジンテストベンチみたいで、ちょっち気に入っている。
なんか単純に格好良いもん!
クランク側部分の穴を塞ぐのに、昔キジマから出ていたオイルポンプ取り外しキットの部品を使ってみた。
レーサーを作っていたとき、山ほど買っていたのが役に立った。
これで一晩放置してどうなるか?(実際には2日間の放置?)
なんとかメンテナンス後のオイルポンプの漏れチェックを、車体に乗せずに行えないかと考えていたのが、
やっと実現した気がする。
しつこいけど、それほど大それたもんぢゃぁないよ。