知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

十字架の国・日本という本

2009-08-29 06:02:07 | Weblog
私のところは、仏教(真言宗)の檀家です。
したがって、葬式、墓参りは、真言宗の仕組みの中でやっておりますが
中身は理解してません。
ご先祖様がやってきたことを同じようにやる。
ただそれだけ…
そういうことには辟易しております。

さて、この十字架の国・日本という本
アッシリア人のケンジョセフという人が書いてます。
世界史の勉強でアッシリア人と言うのを学びましたが、
その末裔を名乗る方々がいるのには驚きました。
そのケンジョセフという人がキリスト教の一派である景教徒でそうで、
その視点から日本を見ています。

日本人のルーツは中国・韓国・東南アジアやユーラシアに限らず、中近東や西欧からも少なからずやってきた渡来人も含まれ、
それは正倉院の宝物からも分かるのですけど、
特に秦氏の影響を強調しております。

秦氏というと中国人の一派だろうかと思っていましたが、
ケンジョセフ曰く、西アジア・中央アジアの人で景教を信奉していたというのです。

景教を信奉する秦氏が東へ東へと行ってたどり着いたのが日本で、その信奉していた景教が、たぶんに日本文化に影響を与えており、日本の仏教や神道にも影響を与えたというわけです。

特に真言宗開祖の空海が中国で学んだ真言密教には、たぶんにキリスト教の影響があったという指摘をしています。
潅頂の儀式はまさに洗礼であり、
重要な儀式の前には、最初に十字を切るというのです。

それで、法事の時によくよく坊さんの動きを見ていましたが十字を切るのは分かりませんでした。

少々強引過ぎると思いますが「景教」が我が国影響を与えたというのは説得力があります。


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