知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

中小企業のM&A

2007-10-16 21:31:43 | Weblog
最近、M&Aが流行です。
昔は、会社乗っ取りというイメージがつきまとったらしいのですが
今はそういう抵抗もなく受け入れられているとのこと。
日経新聞に中小企業の事業承継税制の緩和措置がリークされていましたが
親族間、特に相続税を軽減するものです。
しかし、M&Aは、他人へ売るもので
ある意味では、事業承継税制とは、全く逆の立場にあるのかもしれません。

今日は、事業承継セミナー(M&A編)に行きました。
M&Aで事業を売却する人は、
どうやら引き続き経営として残留する場合が多いようです。
これは、従業員を引きつないでおくためのものだそうで
売買契約の時に、その報酬や責任を明確にしておくことが肝要らしいのです。
それから、売却先を選ぶ際には、上場企業は難しいらしく、
その理由として、株主に対して買収を説明しきれないからだそうです。
売るのなら上場を目指している上場直前の会社がいいようです。

ただ、跡取りがいないという事業承継問題に対してM&Aは万能ではありません。
売却できる企業など限られているからです。
正直、先の見えた事業を売却などできません。
この辺が難しいところでしょうかね。
やはり、ここだけは負けないという何かがないと売れないそうです。

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