知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

Looking a photo in Goa of India

2018-05-20 15:32:46 | インド文化
Facebookでインドに住んでいる女性の友人がゴア(フランシスコ ザビエルの墓があるらしい)と言うところで会社のバカンスを楽しんでいる写真をアップしていた。
なんとも羨ましい限りだが、インドのその会社では時間外勤務もあまりなく、お手伝いさんもすぐに雇えるので女性が働きやすいと言う。
その会社は、日本企業のリロケーションを扱っていて、彼女は日本企業の受けがよく、今は日本デスクのトップらしい。

インドで彼女が働きやすいと言うのは事実だろうが、私は少し違った考えを持っている。
彼の国はカーストと言う階級社会が残っていて、お手伝いを雇うのは容易い。だから、子育ても食事もお手伝いに任せて、仕事と両立できると言うのは事実だろう。それは、カーストの犠牲になって成り立っている働きやすさではないのだろうか。

やがて富の分配が平等になるにつれて、お手伝いを雇いにくくなっていくだろう。
日本の戦前だって、金持ちのうちにはお手伝いがいたのだから、それから当てはめて考えれば同じような道をインドはたどるだろう。

社会保障の設計をどうするかが大切。
日本のように働かなくても生きていける国にするとインドの先も見えてしまうだろう。

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