知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

悪い連鎖が…

2008-03-27 06:09:03 | Weblog
少年は派遣社員の父、
パート勤務の母(56)と3人暮らし。
会社員の兄(33)は独立しているという。
一家は95年の阪神大震災で兵庫県尼崎市の自宅が倒壊し、大東市に転居した。
何かトラウマがあるのかも知れない。

 「(少年は)小学校、中学校といじめられてきた」。
家から離れた高校に進学を決めたのも「中学からの知り合いがいないほうがいい」と判断したためという。
中学卒業後、「一度だけ『いじめたやつらに復讐(ふくしゅう)したい』と話したけど、
『そんなことをするな』と言ったら納得した」。
高校での生活は楽しそうだったという。

しかし、経済的な事情で進学を断念した。
事件前日の24日夜、自宅で食事中、茨城県の連続殺傷事件のテレビニュースを見ながら、
「こんなことするなよ」と声を掛けると、
「うん」とうなずいたという。
こんなことするなよといったのがトリガーを引いたのかも…

25日朝は、ゲームをして、仕事に出かける両親を見送った。
1日1回は息子と携帯電話で話していた父は出勤後、電話をかけた。
「就職活動、頑張れ」と励ますと、「はーい」と返ってきた。
「普段と変わった様子はなかった」という。

しかし、昼休みの電話には反応がなく、夜になっても帰宅しなかった。
「自分の息子が許せない。
被害者の方に本当に申し訳ないです」。
父は最後まで頭を下げ続けた。
しかし、父親が追い込んだのは事実だろう。

こんな嫌な連鎖は、いつまで続くんだろうか?

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