知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

小泉首相の参拝に思う

2006-08-15 22:53:07 | Weblog
小泉首相が靖国神社の参拝を実現した。
早速、中華人民共和国及び大韓民国からクレームが付いたようだ。
経済活動をする上では、靖国参拝はマイナスだが、内政干渉であることには変わらない。したがって、今後、誰が首相になっても靖国参拝は、やらざるを得ないのではないか?
かつて聖徳太子が隋に「日出處天子致書日沒處天子(隋書」)」としたように、1500年も前から我が国は独自の外交を展開してきた。それは、大陸を制した政権に媚びを売ることなく、独自の存在であり続けたということである。これは、朝鮮半島の歴代の政権が柵封されてきたこととは大きく違うと思う。
要するに中華人民共和国のクレームと大韓民国のクレームは質が異なる。確かに侵略戦争の被害国という共通項があり、これに対しては深く詫びる必要があろう。ただ、前者のクレームには中華思想の臭いがするし、後者のクレームには死に体の政権が延命のために利用しているという感覚を持ってしまう。
ただ、深く詫びると言うことは、必要である。
これからこの国の舵を取る者が靖国参拝の問題にどう対処するのか興味深い。

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