知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

イナズマン

2008-11-02 21:31:16 | Weblog
昭和49年に少年サンデーに掲載されていた石森章太郎の超能力マンガ。
少年サンデーコミックスの第二巻のみ保有していましたが、今日は古本屋で文庫版を見つけたので全巻を購入しました。
通読してみると、テレビ化話題先行で後追いの苦しさを感じるというか、4次元人が出てきたり、キカイダージローが出てきたりするのは、中だるみを感じました。
最後は、サラーとバンバが兄弟であったという落ちに尽きてしまうのですが、明らかに途中で目標を失った作品という感が否めません。
ただ、石森章太郎の根底には、ハルマゲドンというテーマが存在しているのでしょう。
富士山を噴火させようとするネタがあるのは、ハルマゲドンなのでしょう。
それは、キカイダーでも存在していたし、その濫觴は、幻摩大戦にあるのかも知れません。
しかし、2000年になってもハルマゲドンは、来なかった。
まぁ、そんな読後の感想です。

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