知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

こうもバラマキが乱立するとは…

2009-07-28 07:24:32 | Weblog
民主党と自民党にイデオロギーの差が観られないことから
焦点は、どっちでもいいと思っている人をどう取り込むかになろう。
特に子ども手当。
これがもらえるようになると大きい。
恩恵を受ける世代は子育て世代。
これを負担するのは、それ以外の世代。
所得の再配分の仕組みを新たに構築するわけだが
裕福な高齢者から逼迫する子育て世代への所得再配分。
考えてみれば、理屈には合う。
しかし、程度が甚だしい。
年間31万2000円である。
月額2万6000円。
一度でもこれがもらえてしまうと当たり前になる。
それが高校卒業、大学在学中は継続などと拡大されていく恐れは高い。
大切なことは、納税者の子育てを支援すること。
例えば、生活保護世帯へはどう扱うのだろう。
これまでの保護費とは別扱いするのだろうか?

納税しない人に税を投入してもこの国には見返りない。
バラマキは誰かがそのツケを負うことになる。
そのことは冷静に考えねばならないだろう。

定額給付金のことなど皆忘れてしまった。
あの金は消費に回ったのだろうか?
それも冷静に考えねばならない。