知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

長旅の食事は、地域自慢の店へ…宿泊と食事の分離

2008-04-06 00:56:24 | Weblog
長旅の食事は、地域自慢の店へ。
観光地に宿泊する場合の食事を、
旅館ではなく地域の飲食店で食べてもらう「泊食分離」の実証実験を国土交通省が行ったところ、
地域経済への波及効果があることが分かったそうです。
実験は、観光地が長期滞在客を獲得できる新たなビジネスモデルづくりが狙いで、
同省は泊食分離を全国の旅館に提案したい考え。

日本の観光地では旅館で食事を取る「泊食一体型」が主流ですが、
長期滞在客にとっては似たような食事が続いてあきられがち。
また、旅館やホテルでは閑散期に調理員や配膳(はいぜん)員などの人件費がかさむため、
食事だけを切り離した宿泊プランを提供すれば、経営効率化にも役立つそうです。
同省の実験は、北陸や九州など8観光地の観光関連団体などと共同で、
2006年度に1泊2日の泊食分離実験を実施。
さらに2007年度には、
このうち4カ所で長期滞在型プランを考案、実施してもらい、
売り上げへの貢献や顧客満足度などを検証したんだそうです。

逆に、料理で差別化を図ってきた旅館等には、
その分の設備投資が必要になるでしょうし、
どうなんでしょうかね?

ちなみに、私の経験。
信州の鹿教湯温泉に行ったときですが、
彼の地、湯治客は自炊する方が多いようで
結構、宿泊と食事の分離が行われていました。
これは少々意味が違うのかも知れませんけど
毎日、たらふくの食事を出されたのでは
太る一方ですのでよろしくありません。
新婚旅行の一週間(国内某所)で3キロ太ったのには、参りました。

食べ物目当ての旅もあるでしょうし、
旅館等の経営者は、その辺をよく分析しておくべきでしょうね。