東大の博士課程が実質タダへ

東京大学は、来年度から大学院博士課程の学生ほぼ全員の授業料を実質無料にすることを決めたそうである。
東大でも博士課程の進学者は２００４年度をピークに減少するなど、
博士離れが進んでおり、経済的負担を減らして優秀な学生を確保するのが狙いらしい。
４年前、東京大学経済学部の図書室をよく利用させていただいたが、
それはよい環境で、おおむね大学院生３人に１部屋の割合があったと記憶している。
こんな環境で研究したいと思ったものである。
東大の博士課程には約６０００人の学生が在籍している。
うち、日本学術振興会から月２０万円の奨励金を得ている学生や、
国費留学生、研究補助員として支援を受けている学生、休学者を除いた約３００
０人に、独自の奨学金を支給する。
月４万円程度を予定しており、実質的に授業料（年５２万８００円）を無料化する。
年間約１０億円の費用は、外部の研究費から徴収した間接経費、東大基金などの運用益、経営の効率化で工面する。
博士号を取得しても、希望する職に就けない「博士余り」が深刻化しているが、
欧米の大学に比べて貧弱な経済支援は、博士離れをさらに加速させる要因になっている。
かつては、東大の院を出ていれば、おおむね就職が保証されていたが、
昨今はそうでもなくなっている。
まして、場末の大学では、その傾向はより顕著である。
大学院に進むリスクは依然として大きい。

リンゴ飴

露天商からリンゴ飴を買いました。
リンゴにチュッパチャップス（もどき）を２本さして
ミッキーマウスのように見せ、
子どもの心をくすぐっています。
しかし、露天商はミッキーマウスとは絶対にいませんけど…
これで３００円
原価はいくらなんでしょうかね。
ぼろ儲けと言うところです。