知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

決勝ラウンダーに送る…小論文対策

2007-11-02 22:01:56 | Weblog
常識的と思っていることが、傍から見るとそうではない、
ということがどうも多い。
その一つが、小論文の書き方。
細かい点はそれぞれの考えは異なるだろうが、
その手順についての私のアドバイス。

(1)問題を見てすぐに書きはじめるな!
小論文の作成はクイズではない。
小論文の場合は一言で答えを述べるのではないし、また、数秒以内に答なければならないわけでもない。
問題を作る側はどのように答えるべきかを想定しながらじっくりと考えて問題を作っているから、
問題に答える側もどのように答えるべきかを想像しながらじっくりと考えて解答を作らなくてはならない。
まずは問題をゆっくりと正確に捉えて、どのようなことが論点なのかを、冷静に分析する必要がある。

(2)書く内容を箇条書きにして並べて見よ!
この作業は答案の出来不出来を決定する重要なもの。
じっくり考えたとしても、その内容はすぐに書き出すべきではない。
思考した内容を、箇条書きにまずまとめておく必要がある。
もちろん、列挙していくうちに、自分の考えた内容が整理されていくこともある。
そうなれば、またその部分だけ、思考を繰り返せばよい。
修正されたならば、それを箇条書きのリストに追加してゆけばよい。
なお、この箇条書きは答案には書かず、問題用紙の余白にメモとして書く。
試験時にメモ用紙が配られていれば、こちらに書く。

(3)箇条書きの内容を答案へと起こす。
上記(1)と(2)の作業がきちんと出来ていれば、
頭の中とメモの中で整理された内容を加えて文章化する。
箇条書き的にまとめられていたら、その順序で論理を展開してゆけばよい。
段落分けも、この項目分けに従って実行してゆけばよい。
逆にいえば、(1)と(2)の作業がきちんと行われていない答案は、
そもそも論文と呼べるものではない。
私の研究会では、この類の答案は当初全体の8割くらいを占めていた。
やはり書き慣れていなかったせいもあっただろうが…。
やがて、徐々に論文らしい内容になった。
ならないままの人も中にはいる。

(4)正確な言葉やしっかりした構造の文章を組み立てよ!
アピールする意気込みとも関連するが、
自分の理解を見せつけるためには、正しい日本語でそれを表記しなくてはならない。
自分で発明した暗号で答案を書いても他人には分かるはずがないのと同様に、
デタラメな文章や不正確な言葉を使っても採点官に伝わるはずがない。
さらには、論理を段落ごとに分けたり、長い文章を短く切ったり、答案の書き方を工夫してもよい。
採点官は、大量の答案を、非常に迅速に、読んで採点していかなくてはならない。
残念ながら、読み手のことを全く考えていない答案や、
わざと分かりにくく書いてあるとしか思えないような答案によい評価などない。
採点官が誤解のしようがないように、分かり易く書くということは、
高い評価を得るためには、必要なことである。
分かりにくい文章を書いて、誤解されたとしても仕方ない。
なお、正しい日本語を書く際に参考となるのが、外国語の知識。
幸い我々は中学校から、英語の文法をみっちりと教わっている。
外国生活が長く外国語を自由に操れる人であれば別だが、
日本語を母国語とする我々にとっては、外国語を読むのも書くのも、文法の知識なくしては不可能。
意識することは少ないものの、日本語の文章でも分かりにくい文章というのは、
実は文法がデタラメである場合が非常に多い。
英語で主語+述語+補語+目的語、などと分析するように、
日本語においてときどきそれを意識することは、正しい日本語を書くことに役立つだろう。


中日が優勝してたんですね?

2007-11-02 19:26:28 | Weblog
ワールドシリーズには気を引かれていましたが
日本シリーズには無関心でした。
中日が半世紀ぶりに日本一になったそうですね。
あの杉下の時以来だそうで、
中日ファンの方おめでとうございます。

中日というと
私は、谷沢、高木守という記憶が一番強いかな…

フリエージェント制度導入以降、
野球がつまらなくなった気がします。

ローソンお前もか?

2007-11-02 06:08:45 | Weblog
ローソンは1日、西日本の約2300店で販売した宮崎県産鶏肉の総菜の賞味期限表示シールに、
地鶏ではないのに「地どり」と誤記していたと発表した。
ローソンは、卸業者が間違えて印字したのが原因と説明している。
対象商品は宮崎市の食品メーカーが製造した「宮崎どりの炭火焼き」。
日本農林規格(JAS)で「地鶏」と表示できる基準を満たしていなかった。

地鶏ってそんなに旨いのだろうか?
肉の差別化のポイントは
肉質(柔らかいか堅いか)、脂身の質(これによって肉の臭みが異なる)、
せいぜいこの辺の差だろう。

確かに豚肉とか牛肉は、安いと思って変な物をつかまされると
堅いし、臭みがあるので後悔する。

しかし、鶏肉って、さほどの差が生じない気がする。
結局、鶏肉の差別化って難しいんじゃないのだろうか?
ぶっちゃた話、は虫類の肉って鳥肉と区別がつかない。
これは、スッポンだとかワニだとかの肉を食べたことがある人には分かると思う。

地鶏といわれただけで信じる舌の未熟さを我々は反省する必要があろう。