Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Zeiss Victory 8x32 T* FL インプレッション 2

2016年11月05日 23時58分00秒 | 双眼鏡 関連
藤沢と言いますか、南関東はスカっとは晴れませんねぇ。秋空は何処にいってしまった(涙)
で、今夜は漸く綺麗に晴れて、双眼鏡で天体(殊に見たかった月)を見ることが出来ました。先ず、その月齢 5 余りの月。一般人が所謂、三日月と思う頃です。丁度、朝陽を浴びたカタリナ、キリルス、テオフィルスが見えます。テオフィルスの中央が盛り上がっているように見えるのは、Victory。Dialyt 7x42 は見えているかな、という感じで、8 倍と7 倍の差がありますね。月の右側で確認する色収差は、Victory ≧ Dialyt > Trinovid 8x32 BA です(このテストが、私としては、色収差チェックの基準です)。Trinovid で強く感じる青と黄色は Dialyt では、注意してみると、ほんの少し青味と黄味が感じられる程度まで減ります。更に Victry では皆無です。Zeiss Victory 8x32 T* FL の FL はフローライトの意味ですが、流石に伊達ではないですね。一方、ハロと言いますか内面反射は、Dialyt ≧ Victory > Trinovid です。
プレアデス星団をベランダに肘をついてほぼ固定して見られる時間帯では、星像が点なのは、Victory ≒ Dialyt > Trinovid の順。
オリオン星雲は藤沢の空では、3 機種で甲乙つけがたいです。トラペジウムの点像は Trinovid が少し劣りますねぇ。

私なりの結論は、相変わらずですが、村正 Dialyt がベストですねぇ。でも、正宗 Victory は対抗馬に成り得ます(重そうですし、高いから買えませんけど、Victory SF の 8x42 とかイイんだろうなぁ、とは想像させられます)。そして、倫敦記念の積りの「戻り Trinovid 」(爆)

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