Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Super WideBino 36 その 4

2021年08月02日 06時20分58秒 | 双眼鏡 関連
梅雨明け後も夜は月明かりだったり曇りだったりのここ藤沢。漸く土曜日の夜は完全な夏空ではないものの(少し雲と言いますか、靄と言いますかが出ていました)晴れて月明かりもなくて、夏の星座を Super WideBino 36 で観望。昨日も天気予報では期待していましたが、雲が多くて星見になりませんでした。で、完全とは言えませんが、土曜の印象から。

まず ε Lyr が容易に分離することに驚きました( Double Double の最初の Double ですよ、勿論)。鋭眼の人は肉眼で分離するとは聞いていましたが、びっくり。射手座に目をやると M8 で星雲状の中に星が幾つかあるのまでは分かります。ただ、三重の片田舎で肉眼で見たのと比べると天の川が見えない分、寂しいですし、M8 も淡いと思いました。

結論として、当然ですが藤沢の空は明るいので、かつて天文少年が三重の片田舎で眺めた星空と比べると、広がりのある星雲などはかなり寂しく、点光源の恒星は同程度まで向上し、二重星などでの分解能は格段に上、と言った感じで見えますね。
それにしても Super WideBino 36 で眺める星空は楽しいですね。一家に一台(殊に都会で星座を覚えたいお子さんのいらっしゃるご家庭の必需品。子供には普通の 6〜8 倍の双眼鏡よりよほど有用です)!