Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Montblanc P114

2021年06月08日 08時41分08秒 | 筆記具 関連
「ちびっちゃい万年筆」に興味が向かっている話は何度か書いております。そして Pelikan M300 と双璧とされる(?)Montblanc Meisterstück Platinum Line Hommage à W.A. Mozart P114 をとうとう入手しました。Montblanc は Dunhill に買収された頃はまだしもでしたが、Richemont 傘下になってからは高価格政策で筆記具メーカーから乖離した処に行ってしまい、好きになれません。ってか、このお値段じゃ買う気にならんでしょ。僕だけのこと??(自爆)
キングダムノートに「美品」として、デフコン前の M300 並みの 33 千円(税前)がこの 5 日に出ました。この店の美品は未使用に近いですし、誕生日近いのも何かのご縁と思って翌 6 日に取り置きを依頼して、万年筆 1 本を下取りに昨日 7 日に引き取りました。
 
上から携行時の短い順で M300、P114、Aqua、Legance とレギュラーサイズでは最も小さいものの一つ M400 です。総て F ニブですが(右の画像はキングダムノートから借用しました)、実際の文字の太さは違いますね。M300>P114=Aqua>Legance と短い順と同じ(笑) 因みにインクは M300 と Aqua が Pelikan Royal Blue、P114 は純正 Royal Blue、Legance は Faber-Castel Cobalt Blue です。

筆記時にすると P114 のの短さが際立ちますね。やはりちょっと書き辛いです。よく言えば安定するのですが、キャップを尻軸に捩じ込むのも時間が掛かりますし。しかも P114 だけがカートリッジのみ=ボトルインクが使えないのです( Legance には小さな純正コンバータがあります)。この「燃費」の悪さが先々の気懸りです。技術力が劣るのでしょうか!?と、買ったそばから悪い面が気になります。なら、買わなきゃイイじゃん、なのですが、買って使ってみなくちゃ分からいのですよ。嫁に出した Parker 51 もフーデッドニブがクラシカルで格好良いと思ったのですが、使ってみると老眼にはペンポイントの紙への正対が難しいため、書き始めの掠れの回避がなかなか解消しないのですよ。こういうのはやってみて痛感することなのです。写真機でも時計でも何でも「お道具」の類は、他人さまの評価なんか当てになりません。多額の「月謝」を払って得た唯一の教訓かな(核爆)
閑話休題。とはいえ、万年筆はどのサイズであっても結局は日独伊ですな(笑)

https://www.montblanc.com/en-nl/fountain-pens_cod22527730565448106.html
コメント
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