Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

ハムレット

2021年06月01日 08時33分13秒 | 日記など
NHK 番組『なぜいま、シェイクスピアなのか?』を録画視聴しました。吉田鋼太郎、藤原竜也他の出演でシェイクスピアの魅力を掘り下げています。大学生の頃、小田島雄志教授の訳が(上梓された頃で?)有名であったと思いますが、今は蜷川幸雄の上演と合わせた松岡和子 訳が完成したなど話題も変わっていますねェ。
処が、その小田島雄志 訳を学生時代に読んでいるかというと全くなくて、『ハムレット』を小学生のときに子供向け世界文学全集みたいなもので読んだのが唯一のシェイクスピア体験。その一方でストラトフォード・アポン・エイボンには駐在員の常で行っておりましたね(爆)
ということで、一念発起(と言うほどのことはありませんが)、ちくま文庫の松岡和子 訳『ハムレット』を購入。

『吾輩は猫である』と異なり、こなれた和訳の分かりやすい現代文のお蔭で、直ぐ読み終えました。
一読で語るな、と言われるでしょうが、ハムレットが狂気の振りをしたばかりに、オフィーリアは狂死しレアティーズも死ぬことになったように読めてしまいました。若い命が可哀想。