Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

GT-M518

2018年06月17日 22時43分08秒 | 双眼鏡 関連
半世紀前の憧れの 8cm 屈折赤道儀とプラネタリウムで有名な五藤光学研究所が単眼鏡を作っております。この GT-M518 ( 5x18 ってことです)の評判が良いことを知り、先週 14 日に購入。しかもカメラ量販店ではなく、伊東屋で扱っているところが老舗同士の繋がりで面白いですね。
大きさは、Zeiss 4x12 は当然としても Ultravid 8x20 の片側よりもかなりゴツイです。ただ、正方形にして転がらないようにするのは単眼鏡としては考えられてことなのでしょうから、仕方ないでしょうね。
 
覗いてみますと、収差も少なめの糸巻き型が残っている程度で、色収差も少ないです。視野周辺の像の崩れも平均的(ツァイスやライカ並み)で、最短合焦距離 50cm ということで、正にミュージアム・スコープですね。私は CD プレイヤーやビデオの表示を椅子から見るのに使ったりもしております、不精なものですから(笑)
日中の景色では、倍率並の差が出て、Ultravid 8x20 >> GOTO 5x18 > Zeiss 4x12 ですね。いつも感じることですが、Ultravid で楽に見えているものが、GOTO でも見えているのに後から気付くレベルだけれど・・・と言う差ですね。また、夕方の暗い時間帯では、薄暮係数は先ほどの順では、12.6、9.5、6.9 ですが、双眼の方が有利なのか、Ultravid >> Zeiss > GOTO ですね。
でも、まぁ、この手の光学機器としましては、星を見て評価するのが常ですので、今日は日中晴れていたので期待していましたが、雲が広がりましたので、梅雨明けにでも追加レポートします。

最大の(唯一の!?)欠点は、附属のポーチが薄い布製でレンズ保護には全くと言って良いほど役に立ちません。仕方がないので、少し太くて格好悪いのですが、ハクバのルフトデザイン スリムフィット レンズポーチ 70-120(ブラック)KLP-LS7012BK を購入して使っております。

http://www.goto.co.jp/monocular/