Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

インク沼脱出宣言

2018年03月22日 23時35分57秒 | 筆記具 関連
万年筆好事家の間で有名な「インク沼」。要は、理想のインクを求めたり、様々な色を試したりして、多種のインクを買ってしまっている状態を「インク沼にはまる」などと自嘲気味に言います。
実際に、色の違いは当然として、インク成分の違いによる粘りの差から書き味の違いはありますが、更にインクとペン先の相性による違いがありますし、紙が違えば当然に総てが変わります。ってことで、追求すればするほどインクの世界は無限に広がっていく、つまり底なし沼になっていくわけです。斯く云う不肖 Leikon もインクが 20 種類を優に超えてしまう事態になっておりますので、好事家からすればシレてる、一般人からは十分に変人、と見られる状態かと思います。

が、もうインク沼には入らない!

従来もそう思ったことがありました。(もっとコストの掛かる)「レンズ沼」同様、出ては入り、の挫折を繰り返しておるわけでしたが、上のように宣言して退路を断ちましょう(爆)
先にも記しましたが、同じシリーズのペン先でもニブの太さで同じインクの色も書き味も違ってきます。抑々、同じインクでも、時間が経つと水分が抜けて色が濃くなってきますし、万年筆に充填後でもその中でインクの色は変わっていきます。水分が減れば、当然に書き味も変わります。こんな話を或るプロの方にしたら、同じインクの開け立てでも、色が明らかに違うことがある、とのご託宣。と云うことで、インクの微妙な差は無視するに限る!

これで、インクは、ペリカンのタンザナイト、トパーズ、ロイヤルブルー、ファーバーカステルのコバルトブルーの 4 種(ペリカンのオリヴィアンも入れて 5 種?)に止めます(自爆)
要は、黒に近い濃紺、空色、紫ががった青、濃紺( + 濃い緑)ですね。
もっとも、年賀状用の顔料のストーリア(ナイトブルー)と蛍光グリーンは特殊用途で別枠です(笑)