Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

三月大歌舞伎 夜の部 その1

2018年03月10日 23時15分41秒 | 歌舞伎
陸軍記念日の本日、歌舞伎座に芝居見物。夜の部で仁玉がお目当てなのは当然のことでございます(笑)
なお、席は 2 階の最前列( 33 と 34 )なので、座高の低い家内も安心(爆)

一番のお目当ての「於染久松色読販」です。玉三郎丈と仁左衛門さんのお二人は悪役もイイですね。錦之助、彦三郎も滑舌が良くて、嵌まっていると思います。上村吉太朗の丁稚久太もなかなか面白い。

「神田祭」はお二人の世界。ただ拝見するだけ。ずっと観ていたいと思いました。

最後の「滝の白糸」は休憩を挟むものの 2 時間半の長丁場。二幕目の水芸は観ましたが、そこから壱太郎と松也の再会の場面はダレます。寝落ち。彦三郎も一本調子でイマイチで、歌六が締めているのですが、辛い芝居でした。歌舞伎座でなくても、帝劇とかでイイ脚本だと思いました。まぁ、辛気くさい泉鏡花を好まない私の評価ですけど。


【本日の演目:夜の部】

一、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)
小梅莨屋の場
瓦町油屋の場
土手のお六を玉三郎丈、鬼門の喜兵衛を仁左衛門丈。錦之助の山家屋清兵衛、坂東亀蔵の髪結亀吉、橘三郎の庵崎久作、彦三郎の油屋太郎七など。

二、神田祭
鳶頭を仁左衛門丈(菊五郎)、芸者を玉三郎丈(時蔵)など。なお、( )内は 2015 年 2 月公演の配役。

泉 鏡花 作
坂東玉三郎 演出
三、滝の白糸(たきのしらいと)
滝の白糸 を壱太郎、村越欣弥を松也。彦三郎の南京寅吉、坂東亀蔵の松三郎、米吉の桔梗に、裁判長が吉之丞、郵便配達夫が寿治郎、お辰が歌女之丞、おえつが吉弥。秀調の青柳太吉に、歌六の春平など。
コメント
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