Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

團菊祭 五月大歌舞伎

2015年05月05日 23時57分13秒 | 歌舞伎
本日も誤認衆の H 口怪鳥のご厚意で、歌舞伎座に芝居見物。「松竹創業 120 周年 團菊祭 五月大歌舞伎」夜の部に参りました。

先ずは、『慶安太平記』で、松緑の丸橋忠弥、菊之助の松平伊豆守など。松緑の立ち回りはなかなか大したものです。感心しました。しかも、席が 4 列目でしたから、大迫力でした。


お弁当の後で、歌舞伎十八番の内『蛇柳(じゃやなぎ)』。團菊の團は居ませんので、海老蔵が蛇柳の精魂。 まあ、眠らないですみました。住僧定賢の松緑は立ち回りの疲れかイマイチ。奇しくも「三之助」が今月揃いましたが、成田屋さんは相当頑張らないと他の二人に置いていかれそう。
最後が『神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)』で、品川島崎楼より神明末社裏までとなります。音羽屋さんのめ組辰五郎、左團次の四ツ車大八で、菊之助が柴井町藤松。音羽屋さん、こういう役は流石に上手い。それから、菊之助もイナセでイイですね。台詞の多くない役で残念。もう少し観たいところでした。


PS. 本日の「視力増強剤(双眼鏡またはオペラグラスのことですw)」は、(本物のオペラグラスの方の) DIADEM でした。歌舞伎座では専ら 4x12、偶に 8x20 で、DIADEM は初見参でしたが、席の関係で丁度良かったです。


【本日の演目】
「慶安太平記 丸橋忠弥」  松緑の丸橋忠弥、梅枝の女房おせつ、菊之助の松平伊豆守、團蔵の弓師藤四郎など。

「蛇柳」 海老蔵の丹波の助太郎実は蛇柳の精魂/金剛丸、松緑の住僧定賢、巳之助の普門坊など。

「神明恵和合取組 め組の喧嘩 品川島崎楼より神明末社裏まで」 菊五郎のめ組辰五郎、時蔵の女房お仲、菊之助の柴井町藤松、巳之助のおもちゃの文次、彦三郎の江戸座喜太郎、左團次の四ツ車大八など。