Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Summicron 50mm 3 本勝負

2014年09月16日 06時53分32秒 | 写真・カメラ
「先祖返り」をした訳ですが、お蔭さまで、ズミクロン 50mm が 3 本になりました。勿論、見渡せば APO も ASPH. も無かりけり、ですけど(爆)
で、11817 と 11826 の違いも見たいので、軽くテスト撮影をしてみました。ボディは SONY a7 です。

先ずは 1m の(至近)距離での撮影です。 いずれも左が F2 開放、右が「ズミクロン 50mm のベストの絞りは F4.0 である」との「都市伝説」に従って F4 です。コントラストと背景のボケなどを見て戴ければ、と思います。解像力は無視してください。ピンが来ていないのもありますから(自爆)

沈胴ズミクロンです。
 

11817 です。
 

11826 です。
 

番外レンズでノクチルクス ASPH. です。
 
これだけ F0.95 開放も載せます。


次に 3m の距離から漁船用の浮き(?)をメインに。これは F2 のみです。こちらは、よく使う距離で或る程度は解像力も見られますかね。順序は上と同じです。






 
4 番目はノクチルクスなので、開放を右側に付けました。

11817 と 11826 とは、レンズ構成も、Hove に載っている MTF 曲線もかなり違うのですが、よく似ていますね。やはり(笑)、どちらかがあれば良さそうです。

それから、こうしてみるとノクチルクスは、3 段の絞りの何れもボケは素直ですし、開放で解像力からも十分実用になることが解ります。F2 にしても、F2 用の F2 の方が良いのか、F0.95 まで持ち上げた中心だけを使う F2 が良いのか。設計・製造年代の近い APO ASPH と比べないと、本当のところはダメですよね。ネコばすプロが「カメスタ」辺りで、「ライカ標準レンズ・横綱対決」なんてやってくんないかなぁ(笑)