Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

左利きの万年筆

2012年07月20日 23時44分23秒 | 筆記具 関連
ドラ猫は左利きです。敢えて矯正しませんでした。幼い頃に倫敦で育ちましたので、左利きが普通だったのと異国暮らしで本人へのストレスも大きいだろうと考えたからです。
まぁ、左利きでも試験で困ったことも無さそうですし、書道の授業では大きな字は右で書いて凌いでおりました。
ただ、困るのが万年筆。左から右に押すことが多くなるので、万年筆の構造上も厳しいです。よって、ドラ猫は万年筆を使っても上手くいかないので、従来、持っていなかったのです。処が、抜群の書き味を誇る私の M405 を今回渡してみたら、書けるのです。で、召し上げ(自爆)
やはり、ペリカンは凄い!  では、終わらず、私のモンブラン 145 の書き味が poor なので、ペリカンを戻して貰うことに。モンブランのブラームスを会議に持ち歩くのも大袈裟ですからね。そこで、ドラ猫の終業後(未だ定時退社ですから。私の方は、遅ーい昼休みです)、伊東屋で待ち合わせて、試し書き。一応、究極の M805 と限定の M605 から選ぼうとしましたが、どうもしっくり来ない様子です。頼りにしている担当の張替さんも、「左利きの方には小振りの万年筆が合うことが多いです。書き方にも拠りますが、100 本に 1 本くらいですかね。難しいです。そう思うと、この M405 は当りかもしれませんね。」と。
方針転向で、ドラ猫は M405 を使い続けることにして、私が(同じものも面白くないので)M605 を探すことにしました。右手の私もなかなか書き癖に合うものが無くて、M600 まで書かせて貰って漸く購入。先ずはメデタシメデタシ。