Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

Laphroaig Cask は死んだ

2011年07月03日 23時41分41秒 | 飲食遊興
寝酒用の Ardbeg 1L が残り少なくなった時に、ハセガワ八重洲北口店で見つけて買ったのが Laphroaig Cask No.2。お店の名誉のために書きますと、薦められた訳ではありません。強いて言えば、Cask No.1 もまだ残っていたので、どちらが面白いかと訊いたところ、店員さんの答えは「どちらも飲んでいませんので答えられませんが、迷った時には度数の高いものが良いと思っています」と。私も同じ考えなので、No.2 を購入。
これが2週間ほど前の話で、今晩漸く飲むことに至りました。やたらとアルコールのみ強く感じ、深みが全く感じられません。ピート臭も最後に鼻に少し抜ける程度で、およそアイラ・モルトの期待するレベルではありません。抑々、割水しても白濁もしません。本当にノンチルかと疑問に思っております。普通の10年の方が遥かに美味しいと思います。ドラ猫にも飲ませましたが、「ほんの少しだけ燻香を付けた、ただのアルコール」とのコメントで、別のモルトを戸棚から探して飲み直しておりました。
最近、blog などで「ラフロイグのソーダ割りに嵌っている」と書いていらっしゃる御仁が散見されますが、私は『菅直人並みに思い込みの激しいバカか、枝野幸男並みの大衆迎合のノータリン』と思って、読み流しておりましたが、このボトルを飲んでみて、この人たちはこれをソーダで割っていたのか、と妙に納得しました。これなら、「角ハイ」の様にソーダで割ってレモンを入れた方が、Neat で飲むよりマシかもしれません。それを美味しいシングル・モルトと言うかは、夫々の価値判断の問題ですけど。
で、私の結論は(Highgrove とか、最近飲んでいないものは評価できませんから、別にすれば)、Laphroaig Cask は死んだ!