Leikon's Photo Diary

写真とカメラなどに係わる独り言

カメラマガジン No.8

2008年09月11日 00時01分00秒 | 写真・カメラ
本日発売です。プリント(ケミカルの引伸しですよ、って、註が要るのが時節ですかね)をしない私としては、加納満プロ以外には殆ど見るべきもの無い号でした。別に知人だからと贔屓にしている積りはありません。最初と最後の写真、同じく意外なことにバルナック・ライカの記事、これらは面白い。なお、最後の写真の「タイトル」が通称「二枚」の正式名称なことは、5日の項に書いたとおりです。が、物撮りじゃなくて(当然!)、二枚で撮ったイタリアの写真でした。
さて、校正の杜撰さも相変わらず。カメラやレンズの智識がないカメラ雑誌の編集者なんだナと納得してあげることにしたのに、今回はそういう次元ではありません。
先ずは、算数も満足に出来ないのかの巻。(その前の数ページ、例えばSWCも同様ですけど)64ページのライカの中古相場。M3の中古相場:13~22万円、上のM3は23.1万円の由。レンズ込みか消費税だなと取り敢えず納得(してあげた)。M4の中古相場:18~27万円。上の販売価格はボディのみと明確で29.4万円の由。M6も13~15万円と異常に狭いレンジにしておいて、同様に18万円のM6の写真。消費税の差分じゃ済まないぞ。中古相場のレンジがいくら変動するからって、同じ欄でわざわざレンジを飛び出した個体を載せる理由が解らない。
次は、国語も怪しいゾの巻。125ページの自社(!)の出版物のCM。『ライカの魔法』の著者:大西みつぐ、って。おいおい、その10ページ後の記事で森谷修さんが出てきて、著書の写真『ライカの魔法』が出てますよ。
帰りの電車の中の50分弱、しかも家人他に携帯メールを打つ時間を含めてでも、これだけ見つけられるのに…これからは、編集者や校正者を置いていない雑誌と思うようにします。