リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今ごろ戻って来た税金で夏の騒音イベントから避難しよう

2023年05月17日 | 日々の風の吹くまま
5月15日(月曜日)。☀。今日も暑いなあ。起きたとたんからもう20度で、昼前に28度、ランチタイムを過ぎてあっさり30度。ニューウェストミンスターの最高気温はきのうも31度だったから、今日はもっと上がるのかな。まあ、ウォーキングは冷房の効いたモールだから、暑い日差しの中を歩くのはせいぜい往復の1丁だけど、いやあ、じりっと焼けて来るような暑さ。どうやら、アルバータとBCの州境を中心に、カナダ西部一帯に大規模な「ヒートドーム現象」が起きているらしい。千年に1度の現象と言われたおととし6月のヒートドームとは比べものにならないものの、圧力鍋の中に閉じ込められたようなもので、まだ5月半ばだと言うのにこれでは、夏が思いやられるなあ。

暑い中を買い物に行って来て、郵便箱を見たら、カナダ歳入庁(CRA)から2通の茶色い封筒。どうやらNotice of Assessment(査定通知)らしい。帰って真っ先に開けてみたら、あれ、「Reassessment」(再査定)だって。よく見たら、「2021年度」と書いてある。先月済ませたのは2022年度の確定申告だから、早々と振り込まれた還付金とは別だったんだ。歳入庁に報告されている情報を基に見直しをしたところ、2人とも2021年の所得税が大幅に減ったので、払い過ぎた分を返してくれたということらしい。うん、2021年の税金はすごい金額だったからなあ。税務書類が何か抜けていたのかな。どっちにしろ税金を払い過ぎていたってことて、今ごろになって「お返しします」となったってことね。ありがとさん。

今日ウォーキングに行く途中で、6番ストリート沿いの街灯のバナーが変わっているのに気付いて、よく見たら裏側からだけど「7月15日」という文字と「Uptown Live」と言う文字。アップタウン商工会の旗振りで我が家の下の6番ストリートでやる野外ロックコンサートを、コロナで2年連続で中止になったのが去年から再開して、また今年もやるってことか。ほんっとにニューウェストの市議会は道路を使ってイベントをやるのが好きで、どれも仮設ステージを2つも3つも作っての大音響のロックコンサートが定番で、道路沿いの住民は大迷惑だし、たまたまヒートドームなんかが発生したら、暑いのに窓を開けられない住人は熱中症になるんじゃないかと思うんだけど、何万人も集まってライブとトラック屋台の「グルメ」を楽しむコミュニティのイベントだからとか何とかと言って聞く耳持たず。

正午から午後9時まで、マンションの床が振動するくらいのどんちゃか騒ぎが続くので、コロナの前は「緊急避難」と称して、サンフランシスコあたりに2泊3日の旅行に出かけていたけど、去年はアメリカ行きにはまだコロナの制限が残っていてめんどうだったので、それまでいつも我が家のリビングのすぐ下(5番アベニューとの交差点)に作っていたステージが北の7番アベニューの交差点に移動して、6番アベニューのメインステージも交差点から東に引っ込めたこともあって、どこへも行かずじまい。幸いルーフデッキが防音壁の役目をしてそれほど騒々しくはなかったけど、1日9時間もずんどこずんどこというのにはイライラさせられたので、アメリカ行きの制限がなくなった今年はやっぱり避難しようということになって、じゃあ、どこに行こうか。サンフランシスコもいいけど、久しぶりにシアトルはどうかな。元同業の友だちが夫婦でクラフトビールの醸造所をやっていて、前から味見しに行くからねと言っていたので、この際だから行ってみようか。車で3時間もかからないし、それに棚ぼたの還付金でいいホテルに泊まれるしね。よし、今年はシアトルに避難しよう!