5月11日(木曜日)。☀。朝からほんとに暑くなりそうな天気で、高温注意報発令中。金曜日から来週の火曜日にかけて、日中の最高気温が平年より10度から15度も高くなるそうで、ピークは日曜日と月曜日。気温が高い内陸の郊外と海風の影響で低めの沿岸地域のちょうど境目あたりにあるニューウェストミンスターの予報は、土日が28度、月曜日は29度と、もろに猛暑で、うはぁ、あじじ。
今日は、先月のオープニングナイトの公演が出演者の病気でキャンセルになった『The Legend of Georgia McBride』を観に行く日なので、早めに買い物。トロリーを引いて廊下に出たら、エレベーターのボタンの上に貼り紙があって、新しい管理人のアンドリィの名前で、「本日から月曜日の予定で配管業者が最上階で作業をするので、多少の騒音が出ると思われる。ついては、管理組合理事会の承認を得たもので、ご理解のほどよろしく」と言う内容。そういえば、朝ご飯が終わった頃から、断続的にドリルの音やハンマーの音がしていたけど、最上階の部屋で配管工事をしているわけか。年が明けてから住人の入れ替わりがけっこうあって、模様替えや改装などが増えたのか、騒音に関する苦情が多かったようで、管理会社から通達が来ていたけど、アンドリィはその先を行って、「これこれ云々で騒音が出るよ」と先手を打ったわけか。これだと文句を言い難いよね。我が家が3ヵ月もかけて改装工事をやったときは1件も苦情がなかったと聞いているけど、コロナによる長い行動制限などの後遺症なのか、みんな何だか気が短くなって、攻撃的になっているような感じがしないでもないな。理事長のゴードンがほめるだけあって、アンドリィはデキるな。
買い物から帰って来たら、即行で明日の朝ご飯に必要なアップルソースを仕込んで、早めの晩ご飯のしたく。開演は7時半だけど、キャンセルのお詫びとして無料のドリンク引換券をもらえることになって、チケット売り場で受け取ってと言うメールが来ていたので、ちょっと早めに出発。かなり早く着いてしまったけど、ドリンク引換券をもらって、ドアが開くのを待っている行列に加わって、ロビーで久しぶりにリチャードに会っておしゃべり。スポンサーとのミーティングがあったんだそうで、常務理事のキャシーもいたし、芸術監督のアシュリーもこの夏に2歳を迎える息子のリースを連れて来ていた。芝居は全然売れなくて家賃も払えないでいるエルヴィス・プレスリーの物まね芸人ケイシーが、愛妻のジョーに妊娠を告げられて万事休すになり、バーテンとして糊口を凌いでいて、ひょんなことから飲んだくれのドラァグクィーンの穴埋めとしてデビューして成功する話。
骨の髄まで男であるケイシーが女装に抵抗すると、コーチ役を買って出たトレイシーに「男は誰だって中に女がいるのよ」と言われ、自分なりのドラァグのペルソナを作れと言われ、「ジョージア・マクブライド」が生まれる。かなり奥の深いストーリーで、男の中には女がいるなら、女の中には男がいるってことで、外面と内面と隠れた異性面を合わせて、ひとりの「人間」として存在しているんだなあと改めてナットク。小学生の頃におてんばが過ぎて、自分は男の子に生まれるはずじゃなかったのかと何となく悩んだ記憶があるワタシは、内も外も「女」であることには間違いないんだけど、はて、そのワタシの中に潜む「男」のペルソナがどんな人なのか、一度会ってみたい気がするな。もしかしてワタシが存在さえ気づかないでいたもう1人の「ワタシ」だったりして。
今日は、先月のオープニングナイトの公演が出演者の病気でキャンセルになった『The Legend of Georgia McBride』を観に行く日なので、早めに買い物。トロリーを引いて廊下に出たら、エレベーターのボタンの上に貼り紙があって、新しい管理人のアンドリィの名前で、「本日から月曜日の予定で配管業者が最上階で作業をするので、多少の騒音が出ると思われる。ついては、管理組合理事会の承認を得たもので、ご理解のほどよろしく」と言う内容。そういえば、朝ご飯が終わった頃から、断続的にドリルの音やハンマーの音がしていたけど、最上階の部屋で配管工事をしているわけか。年が明けてから住人の入れ替わりがけっこうあって、模様替えや改装などが増えたのか、騒音に関する苦情が多かったようで、管理会社から通達が来ていたけど、アンドリィはその先を行って、「これこれ云々で騒音が出るよ」と先手を打ったわけか。これだと文句を言い難いよね。我が家が3ヵ月もかけて改装工事をやったときは1件も苦情がなかったと聞いているけど、コロナによる長い行動制限などの後遺症なのか、みんな何だか気が短くなって、攻撃的になっているような感じがしないでもないな。理事長のゴードンがほめるだけあって、アンドリィはデキるな。
買い物から帰って来たら、即行で明日の朝ご飯に必要なアップルソースを仕込んで、早めの晩ご飯のしたく。開演は7時半だけど、キャンセルのお詫びとして無料のドリンク引換券をもらえることになって、チケット売り場で受け取ってと言うメールが来ていたので、ちょっと早めに出発。かなり早く着いてしまったけど、ドリンク引換券をもらって、ドアが開くのを待っている行列に加わって、ロビーで久しぶりにリチャードに会っておしゃべり。スポンサーとのミーティングがあったんだそうで、常務理事のキャシーもいたし、芸術監督のアシュリーもこの夏に2歳を迎える息子のリースを連れて来ていた。芝居は全然売れなくて家賃も払えないでいるエルヴィス・プレスリーの物まね芸人ケイシーが、愛妻のジョーに妊娠を告げられて万事休すになり、バーテンとして糊口を凌いでいて、ひょんなことから飲んだくれのドラァグクィーンの穴埋めとしてデビューして成功する話。
骨の髄まで男であるケイシーが女装に抵抗すると、コーチ役を買って出たトレイシーに「男は誰だって中に女がいるのよ」と言われ、自分なりのドラァグのペルソナを作れと言われ、「ジョージア・マクブライド」が生まれる。かなり奥の深いストーリーで、男の中には女がいるなら、女の中には男がいるってことで、外面と内面と隠れた異性面を合わせて、ひとりの「人間」として存在しているんだなあと改めてナットク。小学生の頃におてんばが過ぎて、自分は男の子に生まれるはずじゃなかったのかと何となく悩んだ記憶があるワタシは、内も外も「女」であることには間違いないんだけど、はて、そのワタシの中に潜む「男」のペルソナがどんな人なのか、一度会ってみたい気がするな。もしかしてワタシが存在さえ気づかないでいたもう1人の「ワタシ」だったりして。