5月18日(木曜日)。☀。まあまあの空模様。きのうよりは山並みが見えているので、森林火災の煙りそのものは南からの風が抑えてくれているようだけど、大気の健康指数(AQHI)は「4」と中リスクの領域。煙そのものはここまで来ていなくても、煙の成分は確実に来ているってことかな。それでも、直射日光を遮って、家の中にいる限りはあまり暑い感じがなくて快適。キッチンのあたりなんか冷房の中にいるように肌に感じるから不思議。
今日は夜になってArts Clubの本拠BMOセンターの会議室で「Play Club」の集まりがあって、早めに晩ご飯を済ませてから、電車で行くので、午後はゆっくり、のんびり。たっぷり時間をかけてシャワーを浴びて、このところの猛暑の汗を洗い流して、さっぱり。
☆☆それではPlay Clubへ☆☆
5月19日(金曜日)。☀。空の色はきのうよりもずっと青くて、北の方の山並みはくっきり。東の方はかすんでいるけど、それでもまだ雪が残っているゴールデンイアーズの山頂が見えるし、AQHIは「2」(低リスク)と、いたって普通。季節外れの猛暑も峠を越して、ビクトリアデイの三連休からはおおむね今ごろあたりまえの気温に戻るらしい。やれやれ。
きのうのPlay Clubは楽しかった。Arts Club後援者の中核グループ(ADC)の常連メンバー13人が参加。旗振り役のジーンの他、いつもつるんでいるケイトお姉ちゃん、デイヴィッドとイーディス、ティムとヒラリー、スタンとキャシーもいて、和気藹々。劇団の新作開拓担当ディレクターのスティーブンの司会で、今シーズンの上演作品から『The Cull』、『Teenage Dick』、『Sense and Sensibility』の3本を選んで、タイトルから配役、全体の構成や運び、セットや衣装のデザインまで、観客の視点からの感想やら批評やら注文やら、持ち寄ったワインやつまみを楽しみながら、2時間にわたって喧々諤々。何しろみんな、背景や経歴は様々でも、20年、30年とArts Clubを後援している、骨の髄まで芝居好きの連中だから、意見はどれも的を得ていて、ドラマタージのスティーブンもたじたじ。我流で演劇を勉強中のワタシには、聞いているだけでもすごい刺激なのに、ワタシの視点からの感想や意見もちゃんと聞いて、同感してくれたり、突っ込んでくれたりで、熱中し過ぎて脳みそがくたびれたけど、演劇コース1年分の勉強をさせてもらったような気がする。(カレシは少々退屈だったようだけど。)
今やっと長い間寄り道と回り道をしながら見続けて来た夢を追いかけられるようになったワタシには、何年も大学に行って、系統的に勉強して、学位を取って来るという時間は残されていないから、機会があれば食らいついて行って学ぶ他に道はないんだけど、それでも芸術の世界にはそういう行き当たりばったりの学び方しかできない人間を受け入れて、それとなく応援する、いうなれば「弟子」を育てるような雰囲気がまだまだ残っているらしい。元々規格外れに生まれ付いて、回り道をたくさんして来たからこそ、そういう世界にすんなり入り込めたのかもしれないな。日本にいた頃からの夢を諦めずに、いつかきっと、いつかは、と半世紀も見続けて来たのは、酔狂と言えば酔狂な話だけど、心地よく地のままでいても弾き出されない「ここ」が、行き当たるべくして行き当たった居場所なんだろうと思う。人生って、回り道も寄り道も通り抜けて初めてそうとわかるんだし、とにかく我が道として歩いてみなきゃね。この先、夢が成就するかどうかは、ワタシのがんばり次第だけど、ゆうべはほんとに楽しくて、ワタシって幸せ者だなあと実感したのだった
世界は広いんだねえ
今日は夜になってArts Clubの本拠BMOセンターの会議室で「Play Club」の集まりがあって、早めに晩ご飯を済ませてから、電車で行くので、午後はゆっくり、のんびり。たっぷり時間をかけてシャワーを浴びて、このところの猛暑の汗を洗い流して、さっぱり。
☆☆それではPlay Clubへ☆☆
5月19日(金曜日)。☀。空の色はきのうよりもずっと青くて、北の方の山並みはくっきり。東の方はかすんでいるけど、それでもまだ雪が残っているゴールデンイアーズの山頂が見えるし、AQHIは「2」(低リスク)と、いたって普通。季節外れの猛暑も峠を越して、ビクトリアデイの三連休からはおおむね今ごろあたりまえの気温に戻るらしい。やれやれ。
きのうのPlay Clubは楽しかった。Arts Club後援者の中核グループ(ADC)の常連メンバー13人が参加。旗振り役のジーンの他、いつもつるんでいるケイトお姉ちゃん、デイヴィッドとイーディス、ティムとヒラリー、スタンとキャシーもいて、和気藹々。劇団の新作開拓担当ディレクターのスティーブンの司会で、今シーズンの上演作品から『The Cull』、『Teenage Dick』、『Sense and Sensibility』の3本を選んで、タイトルから配役、全体の構成や運び、セットや衣装のデザインまで、観客の視点からの感想やら批評やら注文やら、持ち寄ったワインやつまみを楽しみながら、2時間にわたって喧々諤々。何しろみんな、背景や経歴は様々でも、20年、30年とArts Clubを後援している、骨の髄まで芝居好きの連中だから、意見はどれも的を得ていて、ドラマタージのスティーブンもたじたじ。我流で演劇を勉強中のワタシには、聞いているだけでもすごい刺激なのに、ワタシの視点からの感想や意見もちゃんと聞いて、同感してくれたり、突っ込んでくれたりで、熱中し過ぎて脳みそがくたびれたけど、演劇コース1年分の勉強をさせてもらったような気がする。(カレシは少々退屈だったようだけど。)
今やっと長い間寄り道と回り道をしながら見続けて来た夢を追いかけられるようになったワタシには、何年も大学に行って、系統的に勉強して、学位を取って来るという時間は残されていないから、機会があれば食らいついて行って学ぶ他に道はないんだけど、それでも芸術の世界にはそういう行き当たりばったりの学び方しかできない人間を受け入れて、それとなく応援する、いうなれば「弟子」を育てるような雰囲気がまだまだ残っているらしい。元々規格外れに生まれ付いて、回り道をたくさんして来たからこそ、そういう世界にすんなり入り込めたのかもしれないな。日本にいた頃からの夢を諦めずに、いつかきっと、いつかは、と半世紀も見続けて来たのは、酔狂と言えば酔狂な話だけど、心地よく地のままでいても弾き出されない「ここ」が、行き当たるべくして行き当たった居場所なんだろうと思う。人生って、回り道も寄り道も通り抜けて初めてそうとわかるんだし、とにかく我が道として歩いてみなきゃね。この先、夢が成就するかどうかは、ワタシのがんばり次第だけど、ゆうべはほんとに楽しくて、ワタシって幸せ者だなあと実感したのだった
世界は広いんだねえ