リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

2人で見上げる大晦日の月は

2018年01月01日 | 日々の風の吹くまま
12月31日(日曜日)。晴れ。氷点下に冷え込んだせいで朝はすごい霧。午前8時、日本で
はもう一足先に2018年。北米大陸の西海岸に新年が来るのはほぼ最後だけど、地球は
丸いので待っていれば確実に新年が回って来るからいいか。新年の最初の満月をWolf
moon(狼月)と言うそうだけど、2018年は元旦に満月で、それもスーパームーン。思いっ
きり月に向かって吼えたくなったりして・・・。

それにしても2017年はいろいろあったな。雪と寒波がしつこく続いて、なかなか来ない春
にイライラ。春は仕事も超忙しくて、予算消化期を通り越して5月までキリキリ舞。5月は家
族が一堂に集まってママの100歳の誕生祝い。カナダに来てからのワタシのママでもいて
くれてありがとうと言えてうれしかった。あれこれ口出しをしない人だけど、いつもそれとなく
ワタシの後ろ盾になってくれていた。そうそう、トロントからママの誕生祝に来た弟デイヴィッ
ドとジュディの夫婦が泊まって、入れ替わりに姪のローラと婿さんのニックが泊まって行って
くれたのは楽しかった。若い2人からはその後1月1日出産予定のおめでたニュースがあっ
て、12月21日に長男ローガン誕生。

夏は内陸地方で多発した大規模な森林火災でメトロバンクーバーの空は来る日も来る日も
煙に覆われて、燦々と輝くはずの夏の太陽は薄汚い空にポチッ。ついでに猛暑まで来た
散々な夏だったな。でも、8月の皆既日食はなかなか見ごたえがあった。秋にはカレシの英
語教室をホストしていた非営利団体が破綻して、英語教室はマンションの会議室に引越し。
また、エレベーター1号機が故障して3週間近く止まったまま。1基だけのエレベーターで「ご
近所さん」たちとの親睦が盛んだったのはケガの功名かな。そうそう、10年落ちのトラック
が予想以上の高値で売れてホクホク。11月にはワタシの芝居「処女作」ががんばった甲斐
があって一応の完成・・・。

そして11月の終わりに突如カレシが心筋梗塞を起こしてあわやの事態。緊急のステント挿
入と続くバイパス手術で命拾い。今日のカレシはちょっと凹だけど、元旦は手術からちょうど
満4週間で、回復期の第2ステージに入る。2018年までもうあと3時間ちょっと。4月には
ワタシは70歳。共に70代になる2人にとっては長い「1年の計」のリストができる年になりそ
うだな。冷え込んだ大晦日の夜空を見上げると、高々と大きな満月が・・・。