リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

とうとういっぱいいっぱいになっちゃった

2018年01月17日 | 日々の風の吹くまま
1月15日(月曜日)。晴れ時々曇り。ベーカー山がきれい。山並みも尖った山頂が連なった
ぎざぎざが鮮やかに青空に映えてきれい。また明日から雨の予報だけど、1日でも2日でも
こうして晴れの日があると気持が弾んでうれしいな。でも、今日は「ブルーマンデイ」と言っ
て、1年で一番憂鬱な日なんだそうな。別に科学的な根拠はないようだけど、物好きなメディ
アはおもしろがっていて、ちっともブルーじゃない感じ。ご隠居さん暮らしの我が家は週末も
週日もあまり関係ないけど、世間には毎週がブルーマンデイの人もたくさんいるだろうに。

☆☆☆☆☆

1月16日(火曜日)。雨のち曇りのち少し青空。何だか私たちみたいな空模様だな。手術か
ら6週間をマークしたきのう、ブルーマンデイの暗示でもないだろうに、急に精神的に「もう
限界」みたいな感じになって、初めて泣いてしまった。ほんとにカレシが突然心臓発作を起
こして救急センターに駆け込んで緊急入院してから、ステント治療、バイパス手術と矢継ぎ
早に続いて今日まで1ヵ月半。いきなり激流に投げ込まれたようなもので、初めは状況を理
解するのに忙しくて、不安になったり、泣いたりしている余裕がなかったし、退院後もカレシ
のその日その日の波に対応するのが精一杯で、自分自身が心身ともに疲れ切っていたの
に気づかなかったんだろうと思う。

きのうはカレシと午前中にウォーキングに行って、ラタトゥイユを転用したパスタをランチにし
て食べて、午後には夕ご飯の買出しに行って、ご飯を作って食べて、2人一緒にDVDを見
て、普通の暮らしに戻って行くんだなという気分だった。それが夜になって急にワタシのコン
ピュータが不調になって、電源を抜いたり、差し込んだりして起動を試みること数回。12月
中棚上げしていた脚本のファイルを開いて、やっとワタシの「日常」に戻れるめどがついたと
思った矢先のことで、12月中にSurfaceラップトップを買う計画がバタバタしているうちに
頓挫した経緯もあって、もうやってられなぁいっ。

それまでのストレスやら緊張感やら疲労感やらが「いっぱいいっぱい」の状態になって一気
に怒涛みたいに溢れて出て来てしまったもので、なりふり構わず赤ん坊みたいに大泣き。カ
レシを慌てさせてしまったけど、精神的なブレーキが利かなくなってしまったみたいだった。
それでも何とかベッドに入って、しばらくカレシと話し合って(というか、何とか気持を落ち着
かせてもらって)寝たけど、ほんとにどうしちゃったんだろう、自分という、手のつけられない
気分で、どうなることかと思った。

でも、けさはカレシが医者に行くのについて行って、ワタシは一緒に診察室に入らずにモー
ルの外のサロンで2人一緒のヘアカットの予約を入れに行って戻った来たら、カレシの肺炎
は解消したけど、今度は(手術後に60%以上がかかるらしい)「心臓うつ」の症状があると
いうことで抗うつ薬を処方されて来たもので、また気持が動揺して涙がポロポロ。カレシに
叱咤激励されて気を取り直したけど、まず自分を何とかしなきゃなあ・・・。