12月21日(水曜日)。うす曇り。今日は冬至。昼間の時間は8時間11分。ルーフデッキの
雪はおととい朝の想定外の雪で36センチになっていたのが、きのうの暖気で急速に解けて、
けさは半分の18センチで表面はすっかりざらめ状態。その上大きなハエが何匹ものそのそ
と歩いていて、いったどこから来るのか不思議。デッキのタイルの隙間なんかに潜んで越冬
したのかな。もうひとつの雪解けの不思議は、初雪の日に立てたきり埋もれていた割り箸が
30センチも離れたところから斜めに倒れた状態で出て来たこと。積もった雪、もしかしたら
流砂みたいに動いていたとか・・・?
今日は早めにランチをして、春からずっと楽しみにしていた『Avenue Q』のマチネーにおで
かけ。Arts Clubの初演、翌年のホリデイスペシャルとしての再演に続いて今度が3度目。
ニューヨークでの公演は2500回以上も続いたという、人間と(マペットそっくりの)操り人形
のキャラが入り乱れてのミュージカルの傑作。落ちこぼれ人間たちとモンスターたちが差別
やレイシズムの現実を歌と笑いで舞台いっぱいに繰り広げ、ときおりほろりとさせてくれる。
筋金入りの「ポリコレ」族が卒倒しそうな非ポリコレ表現が飛び交って、何度観てもめちゃく
ちゃおもしろい。
マチネーなので終わったのは4時近くて、帰りはもろにラッシュに遭遇してあっち、こっちで
のろのろ。みんな毎日こんな風に通勤しているんだなと思うと、まさにシャーデンフロイデ
(日本語では「メシウマ」というらしい)の気持。『Avenue Q』でも、安アパートの管理人ギャ
リーがルームメイトに追い出されてホームレスになったニッキーに「世の中にはオレ達のよ
うな運命に弄ばれる人間が必要なんだ。オレ達じゃなくて良かったと喜べるからさ。オレ達、
重要な社会奉仕をしてるんだぜ。キミとオレと、シャーデンフロイデで世の中を良くしてるの
さ」と歌っていた。「それってナチ語?」と聞くニッキーに「そうさ。ドイツ語で他人の不幸は蜜
の味のこと。他人の不幸が蜜の味なのがドイツ人」とやると観客は大笑い。あはは、「みん
なちょっぴりレイシスト」の歌を地で行ってるじゃん。そうそう。ポリコレ族だって紙一重だと
思うね。
帰り着いたらほぼ5時半。とんぼ返りでスーパーに駆け込んでトマトとほうれん草を買って
来て、ローストビーフ・サラダをどっさりとほうれん草のオムレツで晩ご飯。さて、遊んだ後は
気合を入れて仕事をしなきゃ・・・。
雪はおととい朝の想定外の雪で36センチになっていたのが、きのうの暖気で急速に解けて、
けさは半分の18センチで表面はすっかりざらめ状態。その上大きなハエが何匹ものそのそ
と歩いていて、いったどこから来るのか不思議。デッキのタイルの隙間なんかに潜んで越冬
したのかな。もうひとつの雪解けの不思議は、初雪の日に立てたきり埋もれていた割り箸が
30センチも離れたところから斜めに倒れた状態で出て来たこと。積もった雪、もしかしたら
流砂みたいに動いていたとか・・・?
今日は早めにランチをして、春からずっと楽しみにしていた『Avenue Q』のマチネーにおで
かけ。Arts Clubの初演、翌年のホリデイスペシャルとしての再演に続いて今度が3度目。
ニューヨークでの公演は2500回以上も続いたという、人間と(マペットそっくりの)操り人形
のキャラが入り乱れてのミュージカルの傑作。落ちこぼれ人間たちとモンスターたちが差別
やレイシズムの現実を歌と笑いで舞台いっぱいに繰り広げ、ときおりほろりとさせてくれる。
筋金入りの「ポリコレ」族が卒倒しそうな非ポリコレ表現が飛び交って、何度観てもめちゃく
ちゃおもしろい。
マチネーなので終わったのは4時近くて、帰りはもろにラッシュに遭遇してあっち、こっちで
のろのろ。みんな毎日こんな風に通勤しているんだなと思うと、まさにシャーデンフロイデ
(日本語では「メシウマ」というらしい)の気持。『Avenue Q』でも、安アパートの管理人ギャ
リーがルームメイトに追い出されてホームレスになったニッキーに「世の中にはオレ達のよ
うな運命に弄ばれる人間が必要なんだ。オレ達じゃなくて良かったと喜べるからさ。オレ達、
重要な社会奉仕をしてるんだぜ。キミとオレと、シャーデンフロイデで世の中を良くしてるの
さ」と歌っていた。「それってナチ語?」と聞くニッキーに「そうさ。ドイツ語で他人の不幸は蜜
の味のこと。他人の不幸が蜜の味なのがドイツ人」とやると観客は大笑い。あはは、「みん
なちょっぴりレイシスト」の歌を地で行ってるじゃん。そうそう。ポリコレ族だって紙一重だと
思うね。
帰り着いたらほぼ5時半。とんぼ返りでスーパーに駆け込んでトマトとほうれん草を買って
来て、ローストビーフ・サラダをどっさりとほうれん草のオムレツで晩ご飯。さて、遊んだ後は
気合を入れて仕事をしなきゃ・・・。