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リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

来年は総選挙の年ではあるけど

2016年12月17日 | 日々の風の吹くまま
12月17日(土曜日)。曇り。気温はマイナス9度。夜からまた雪になるそうだけど、火曜日
には気温がプラス7度まで上がって雨が降るになるという予報で、積もった雪が一気に解け
たらタイヘン。でもこのくらいがっちりしばれてしまうとつい何か異常じゃないのかなと思って
しまうのが人情だけど、それでも実際には50年くらい前にあった大寒波の記録はまだ書き
換えられていないから、ま、ひと冬に1度や2度はがちっと冷え込むもんだと思って、寒波が
過ぎるのを待つしかないか・・・。

今日は今年最後のマーケットデイ。マンション前の道路で午前11時に始まるのに気温はマ
イナス5度。道路にテントを張っての市場だから、午後3時まで商売をするのはタイヘンだろ
うな。案の定いつもよりずっとテントの数が少なくて、農家も根菜類しか持って来ていない。
みんな分厚いパーカを着込んで、首にはマフラーをぐるぐる巻いて、手袋をはめて、それで
も寒そう。私たちも4つのテントを回って手作りのパンやジャム、有機栽培のしいたけやロー
カル栽培の茎の硬いにんにくを買っていたら、せいぜいほんの15分ほどだったのに身体の
芯まで冷えて、膝までが硬くなって来る始末・・・。

バンクーバー圏の不動産バブルが膨らみ過ぎて特に若い世代がマイホームの夢を見るこ
とさえ難しくなって久しいけど、先日州政府が初めてのマイホームを買う人を対象に頭金の
一部をローンの形で補助すると発表。頭金の限度額の半分を25年償還のローンとして貸
し出し、当初5年は無利子、無返済とするもので、賛否両論が喧しい。何よりも対象となる
購入価格の上限値ではバンクーバーに戸建ては買えないし、いろんな条件も本来恩恵を
受ける層には敷居が高すぎるように見える。同時にもうひと息でマイホームが買えそうな層
の需要が急増し、結果的にはさらなる値上がりにつながるという意見もある。

まあ、私たちも超高金利だった34年前に政府の初マイホーム購入支援制度の下で一部を
低金利で借りるという恩恵を受けた側だから批判する筋合いじゃないんだけど、購入資金
の一部をローンとして補助するような方策は裏目に出る危険がかなり大きいという気はする
な。まあ、来年は州議会の総選挙があるので、州民のご機嫌を取っておかねばという思惑
があるんだろうけど、マイホームがますます遠くなってしまっては元も子もないだろうに。