リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

24時間流れているクリスマスソング

2016年12月19日 | 日々の風の吹くまま
12月19日(月曜日)。何、これ?気温が上がって朝までには雨になっているはずだったの
に、何とルーフデッキにはべちゃ雪がまた10センチ!予報が大外れしたもので、市町村は
除雪が出遅れ、おまけにスカイトレインの駅で鉈を振り回していた男が警官に撃たれる事
件があって、朝の通勤の足は大混乱。踏んだり蹴ったりの月曜日で、どれだけの人が遅刻
したことやら。でも、カレシは「仕事に行かなくてもいいし、雪かきしなくてもいいし、オレ、す
ごくハッピー」。でも、今日は何としても買い物に行かないと野菜がなくなっちゃうけど・・・。

それでも気温は徐々に上がって、ぼたっ、ぼたっと上の方からべちゃ雪の塊が落ちる音を
聞いているうちに、ゼロになり、マイナスのない1度になり、ときおり青空のかけらがちらほ
ら。でも、12月になったとたんからラジオの懐メロ局が1日中流しているクリスマスソング、
このところハワイのクリスマスとかカリブ海のクリスマスとか、何だか太陽が燦々と輝く南国
のクリスマスソングがやたらと流れていて、何かのあてつけかと思ってしまうけど、ローカル
局の選曲だから、あんがい寒波に震え上がっている聴取者を元気付けてあげようという優
しい心遣いかも・・・。

クリスマスの夜中までは24時間ぶっ通しでクリスマスソングをやっていて、毎日何度も同じ
曲が流れて来るけど、伝統的なキャロルからフォーク、ジャズ、ポップスまでスタイルがバラ
エティに富んでいるし、ワタシはかってはトランジスタラジオに耳をつけて宿題をしていた「な
がら族」高校生だったから聞き流すのは得意だし、『おばあちゃんがトナカイに轢かれちゃっ
た』、『クリスマスにはカバが欲しい』、『クリスマスに欲しいのは前歯2本』といった愉快なも
のや『スヌーピーのクリスマス』や『クリスマスの12日』は一緒に歌って楽しいからうんざりはしない。

でも、ワタシが好きなのは基本的に賛美歌やクラシックなクリスマス音楽、イギリスに古くか
ら伝わるキャロル(『Lully Lullay』は悲しい子守唄だけど)やワッセール(酒宴の歌)。イギリ
スではクリスマスは家族や親しい人たちと一緒に食べて飲んで楽しむものだから、『クリス
マス・キャロル』のスクルージのどケチぶりが際立つんだと思う。チャリティの季節ではある
けど、今年はスクルージが多いらしい。道ですれ違う人に笑顔で季節のご挨拶をするだけ
でも心がちょこっと軽くなるのになあ・・・。