高崎名物 少林山達磨寺の福だるま

高崎はだるまの街である。
街のいたるところで、だるまを目にする。
現在、百軒以上の農家で製造され、年間170万個も出荷されている。
これは全国のだるま出荷数の８割に相当するという。

「福だるま」、通称、「高崎だるま」の発祥の地が少林山達磨寺である。
正月のだるま市には、毎年20万人以上が訪れるそうだ。
達磨寺の本堂は霊符堂という。
北辰鎮宅霊符尊と初祖達磨大師・開山心越禅師をお祀りしている。
お堂の裏が駐車場になっている。
長い石段を登らなくても、車で来れるところがありがたい。
お堂の脇には、だるまが山のように置かれている。
不思議な光景である。

本堂の隣には、達磨堂という、達磨ミュージアムがある。
古今東西の各種各様のだるまが展示されている。

その中に、奇妙なだるまを見つけた。
ミックジャガーだろうか、あるいは、ポール・マッカートニーかもしれない。

展示されているのだから、これもだるまらしい。
もっとも、「キティちゃんだるま」や「クマモンだるま」もあるらしいから、何でもありみたいだ。

平塚の「相州だるま」は風前の灯である。
昭和初期頃には、厚木、小田原、上溝などでも製造されていたようだが、現在は平塚の４件のみ。
職人さんの高齢化により伝統の継承が危ぶまれている。
「高崎だるま」しか生き残れないかもしれない。

お気に入り名盤！　ケニー・バレル：Midnight Blue

 

高崎名物 シャンゴのパスタ

4月30日(木)放映の「秘密のケンミンSHOW」は、「群馬VS茨城SP!」。
魅力度で最下位を争う群馬・茨城両県のお国自慢バトルである。
最初のお国自慢がパスタで、高崎のシャンゴと水戸のグルービーが取り上げられた。
実は、前日の昼食がシャンゴだった。
なんとタイミングのいいことだろう。

高崎は「パスタの街」として新聞やテレビでよく取り上げられる。
群馬県は全国有数の小麦の産地で、粉もの料理が高崎の食文化として浸透しているらしい。
パスタ料理もその一つで、毎年11月頃には市内のイタリア料理店が集う「キングオブパスタ」が開催されている。
その高崎パスタ界の王者がシャンゴである。


ローズベイCCでのゴルフため、前日から高崎入りしていた。
この日は、高崎名物4点巡りと称して、シャンゴのパスタ、芝さくら公園のさくら祭り、榛名湖の桜、少林山達磨寺のだるま、を見て回った。
シャンゴに着いたのは、11時50分。
休日の昼は混雑すると聞いていたが、行列は7、8人程度で大したことはなかった。
ただ、店員が少ないのか、回転が悪く、結構待たされた。
扉越しに、名物のトンカツが乗ったミートソースを食べている人が見えた。
その量の多さと見た目のグロテスクさに圧倒された。
結局、席について注文したのは、季節限定の6品セット1,280円。
セットのパスタは、「小松菜と菜花のペースト仕立て」で、量も適量だ。

お得感はあるが、味は普通だった。
ケンミンSHOWの馬鹿騒ぎが、空々しく感じられた。

お気に入り名盤！　ブルー・ミッチェル：Blue's Moods

 

ローズベイカントリークラブ（群馬県）

安中市にある老舗ゴルフ場で、サンエー開発という会社が開発した準パブリックコースである。
開場は古く、1975年（昭和50年）7月20日である。
設計は名匠・安田幸吉。
平成14年7月、サンエー開発が経営不振に陥り、ビックカメラの創業者・新井隆二氏の資産管理会社に売却された。

今年で開場40年になる。
クラブハウスなどの設備には古さが目立つ。
コースは広く、距離も長い。
OBは少ないが、隣のホールに打ち込むと１ペナになる。
比較的フラットで、質の悪いハザードもないかわりに、印象に残るホールもほとんどない。
コースのメンテナンス状態はあまり良くない。
フェアウェイは芝が薄く、バンカーも砂が足りない。
グリーンも、エアレーションの直後らしく、穴だらけだ。
周辺には桜や楓が植林されており、季節によっては美しく変身しそうなコースである。


ラウンドしたのは、4月30日(木)である。
この日は平均気温が20度を超え、日中の最高気温は30度近くまで上昇した。
暑いのは大歓迎だが、4月としては異常気象である。
Outからスタートし、44、51の95だった。
午後は途中から腰痛がひどくなり、ほとんど記憶がない。
カートがリモコンなしの手動運転だったせいか、いつもより歩く距離が多かったのかもしれない。


お気に入り名盤！　アル・ディ・メオラ：Friday Night In San Francisco