徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

高崎名物 少林山達磨寺の福だるま

2015年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム

高崎はだるまの街である。
街のいたるところで、だるまを目にする。
現在、百軒以上の農家で製造され、年間170万個も出荷されている。
これは全国のだるま出荷数の8割に相当するという。

「福だるま」、通称、「高崎だるま」の発祥の地が少林山達磨寺である。
正月のだるま市には、毎年20万人以上が訪れるそうだ。
達磨寺の本堂は霊符堂という。
北辰鎮宅霊符尊と初祖達磨大師・開山心越禅師をお祀りしている。
お堂の裏が駐車場になっている。
長い石段を登らなくても、車で来れるところがありがたい。
お堂の脇には、だるまが山のように置かれている。
不思議な光景である。
20150429_達磨寺_09_R
本堂の隣には、達磨堂という、達磨ミュージアムがある。
古今東西の各種各様のだるまが展示されている。
20150429_達磨寺_08_R
その中に、奇妙なだるまを見つけた。
ミックジャガーだろうか、あるいは、ポール・マッカートニーかもしれない。
20150429_達磨寺_03_R

展示されているのだから、これもだるまらしい。
もっとも、「キティちゃんだるま」や「クマモンだるま」もあるらしいから、何でもありみたいだ。

平塚の「相州だるま」は風前の灯である。
昭和初期頃には、厚木、小田原、上溝などでも製造されていたようだが、現在は平塚の4件のみ。
職人さんの高齢化により伝統の継承が危ぶまれている。
「高崎だるま」しか生き残れないかもしれない。

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