静御前 ついに引退

我が家の静御前は1990年製、型式はKW-50K1、「これっきりボタン　静御前５０」のステッカが貼られている。さすがにこれだけ古くなると、詳しい情報が分からない。
取扱説明書も残っていない。
「これっきりボタン」とは何だろう？
今となっては謎だ。

25年間で一度だけ故障した。
水位センサーが動作せず、給水ができなくなった。
部品交換したのはそれだけである。
点検をしたこともない。
驚くべきクオリティの高さだ。

最近になって、脱水機能が低下してきた。
洗濯物の量を減らしてやらないと、洗濯槽を回せず、E4のエラーになる。
最後まで脱水できても、まだ濡れている。
さすがにもう引退だ。

一緒に購入したドラム式の乾燥機「静御前 DRY45」はとっくに壊れてしまった。
糸くずによる目詰まりが原因だった。
一度目の故障は修理したが、二度目はもう諦めた。
8年ぐらいは洗濯機と乾燥機のペアで使えたように思う。
その後の17年は孤軍奮闘だ。

新しい機種は、日立のビートウィッシュ(BW-D8TV)。
日立以外のメーカーは考えられない。
ドラム式ではなく縦型にした。
多分、これが最も丈夫な形のはずだ。
新しい洗濯機が届くのは日曜日、四半世紀をともにした相棒ともあと2日でお別れだ。

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