カーウイングス (CARWINGS) は、日産自動車が提供するテレマティクスサービス。
2004年12月、ラフェスタ購入と同時に加入した。
3年間は無料ということだったが、3年経過後も、オペレータサービス以外は無料のままだ。
思うように有料化できなかったらしい。
飲食店やガソリンスタンドをたまに検索する程度だから、別に無くても困らない。
情報サービスはともかく、ハンズフリーフォンのほうはなかなか優秀だ。
CARWINGSの機器に標準装備されている機能で、ボイスコマンドで操作できる。
市販のハンズフリーフォンは着信だけだが、これは発信ができる。
携帯電話の電話帳をアップロードしておけば、名前を読みあげるだけでダイヤルしてくれる。
ゴルフの待ち合わせの時、車を走らせながら、「あと5分ぐらいで着くから」と連絡を入れる。
これが便利だ。
ところが、携帯電話をスマホに変更したら、情報サービスが使えなくなっただけでなく、ハンズフリーフォンもうまくいかなくなった。スマホでは電話帳がアップロードできないため、名前でダイヤルすることができなくなった。これでは走行中に使えない。
最近、ハンズフリーフォンのマニュアルを読んでいて、気付いたことがある。
短縮ダイヤルの登録では、名前、電話番号のほかに、ヨミも登録する。ということは、短縮ダイヤルを使えば、ヨミでダイヤルできるはずである。
試しに、数件登録して、やってみた。
ボイスコマンドで「短縮ダイヤル」を指示すると、先頭の5件がディスプレイに表示される。
次に「誰に電話しますか」と聞いてくることを期待したのに、短縮ダイヤルの番号を聞いてくる。
これでは、一体何のためにヨミを入力しなければならなかったのか、理解に苦しむ。よくよく調べたら、画面に表示できない6件目以降は、ヨミで指定できるらしい。
全部ヨミでいいのに、変な仕様である。
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