徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

ジュンクラシックカントリークラブ(栃木県)

2016年08月12日 | スポーツ

アパレルメーカーのJUNが1970年に開業した人気コースで、通称ジュンクラ。
ジーンサラゼンがコースの監修を行っている。
1983年から男子プロトーナメント「ジーンサラゼン ジュンクラシック」が開催されていた。
今でもよく覚えているのが、尾崎兄弟(建夫と直道)のプレーオフとなった1989年の大会である。
18番ホールで尾崎建夫のティーショットは大きく曲がりあわや池ポチャ、その池の淵からスーパーショットを放ち優勝した。

ジュンクラに初めて行ったのは、この1989年の大会の少し前ぐらいではないかと思う。
プレハブのような小さなクラブハウス、統一感のない宿泊施設、大きなテレビと観葉植物が置かれた浴室、・・・
コース内の小屋には無料のドリンク類、コース内の売店ではかき氷やお汁粉の無料サービス、・・・・・
何もかもが新鮮な驚きで満ちていた。

あるとき2組で回っていると、キャディさんから「もう後ろは来ないみたいだから一緒に回りますか?」と声をかけられた。
そこからは8人で、大騒ぎしながら回ったことを覚えている。
ジュンクラには、何をやっても許されるような、そんな居心地の良さがあった。

「ジーンサラゼン ジュンクラシック」は、ジーンサラゼンが急逝した1999年で終了した。
それ以降、変な風にコースをいじり始めたように思える。
ティーグランドの場所を変えたり、2グリーンをひとつにして超巨大なグリーンを造ってみたり、バンカーの中にススキを植えてみたり、・・・
場当たり的な改造で、奇妙なコースへと変貌していった。

ジュンクラシックCC
2012年5月以来、4年ぶりの訪問である。
コースは4年前とあまり変わっていない様に見えた。
ただ、浴室の脱衣所には、以前は無かったロッカーが置かれていた。
以前は貴重品ロッカーがあるだけで、その以外の荷物は空いている棚に置くシステムだった。
盗難事件でもあったのだろうか。
そういえば、カートにも「ハーフ2時間15分厳守」のステッカーが貼ってあった。
こういう煩いことを言わないコースだったはずだ。
居心地の良さを維持するのも容易ではないらしい。

うだるような暑さの中、アウトからまわり、スコアは 45、52の97だった。
インは高低差があり、見た目以上に距離がある。
寄る年波で、この距離は少々厳しくなってきた。
ジュンクラも今年で最後かもしれないと思いながらラウンドしていた。

お気に入り名盤! キャノンボール・アダレイ:Mercy, Mercy, Mercy - Live at 'The Club'

 

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