徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

dynabook 突然死

2019年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

外出から戻ってみるとノートパソコンの電源が落ちていた。1時間ぐらい放置していたので、節電のため自動的にシャットダウンしたのだと思った。でも違った。電源ボタンを押しても反応せず、DC-INの赤いランプも消え、完全に死んでいた。

ノートパソコンは東芝のdynabook、2015年の年末に購入したものだ。ネット直販の年末セールで、定価22万円が4割引きの13万円だった。
今思えば、この時から胡散臭かった。同程度のスペックのデル製品が12万円で販売されていたからだ。定価22万円は、安く見せるためのトラップみたいなものだ。こんなビジネスをしていること自体、変だと思わなければいけなかった。

2年半を経過した昨年の夏頃から液晶ディスプレイがチラつきだした。乱暴な使い方をしてたわけでなく、屋内で据え置きで使用していた。それなのに、いくらなんでも壊れるのが早すぎる。完全に壊れてから修理に出すつもりでいたが、その前に本体がやられてしまった。22万の製品とは思えない。

dynabookのネットの評価は品質、サポートいずれも酷評の嵐だ。3日で壊れたとか、修理に出したら壊れたまま戻ってきたとか、書いてある。とても信じがたく、3年使えたのが幸運のようにも思えた。

修理依頼をした翌日、日通が受け取りにやってきた。修理は1週間ぐらい、故障部位によってはもっと長くなるケースもあるという。修理依頼をした3日後、メールで見積もりが届いた。

それによると、故障部位はメイン基板とLCDハーネスで、修理費は44,107円。
高いが、しょうがない。

入金後5日経つのに何の連絡もない。サポートに電話したら、「部品がなくて修理の目途がつかない」と平気で言う。そういう状態になったなら、まずお客様に一報を入れるのが普通だ。

「5年サポートを販売しているのに、何故部品が無いんだ」と聞くと言葉を濁した。そして、「明日また連絡する」と言って電話を切られた。翌日の電話は何を聞いても、「早くても4月末になる」と繰り返すだけだった。「早くても4月末」とは、「修理の目途がつかない」をもっともらしく言い変えただけだ。

5年の長期サポートを販売しているなら、5年分の部品在庫を保有していなくていけない。3年前の製品の修理の目途が立たないなんて、あってはならない話だ。

パソコンなしで何か月も暮らせない。
dynabookを捨てて、新しいパソコンを買うしかない。こんな詐欺まがいのメーカーとは二度とつきあいたくない。

 

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