例年、8月第一週の土曜日に開催される。
去年は月と花火が重なる様子を楽しめたが、今年の月ははるか後方にあっった。
今年の開催は8月6日で、去年よりも4日遅い。
わずか4日の差で、こんなにも月の位置が変わるとは思わなかった。
えぼし岩を正面にみる波打ち際に陣取った。
本部にも近く、実況中継も聞こえる。
場所的にはいうことがない。
ただ、台風の影響で波が高く、ときおり水しぶきが飛んできた。
花火大会は定刻どおりに始まった。
この場所では、頭上に打ち上げられたような感じになる。
大迫力だが、火薬に臭いに加え、花火の燃えカスも降ってきた。
さらに、風が強いので、煙もこちらに向かってくる。
連発ものになると、肝心の花火が煙に覆われて見えづらくなった。
連続打ち上げ花火「スターマイン」のあとは、会場全体が煙に包まれ、視界不良になったほどである。
それでも、今年も見応えのあるグランドフィナーレだった。
最近は、終了すると沖の花火師に向けて、ライトを振って感謝の意を表すのが定番になった。
ライトは、コンサートライトではなく、ほとんどがスマホの懐中電灯である。
「ありがとう」の声も聞こえる。
茅ヶ崎は、花火大会が終わると、今年も終わったという気になる。
ここから先は惰性だ。
それは、すこし物悲しい文化である。
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