徒然なるままに 

BGMはモダンジャズ、暇つぶしの自分史

オルフェーヴル 圧巻の有終V

2013年12月23日 | 日記・エッセイ・コラム

第58回有馬記念は、三冠馬・オルフェーヴルが8馬身差の圧勝で引退レースを飾った。
終わってみれば圧勝だが、道中はハラハラした。
不安は予期せぬ凡走、前科がある。
3角から一気にまくって先頭に立つと、後は差を広げるばかり。
不安は杞憂に終わり、現役最強馬にふさわしいラストランになった。
勝ちタイムは2分32秒3。
2着にウインバリアシオンが入り、馬連は4-6で860円。
久々に当たった。
Pic20131222
オルフェーヴルの血統は世界的にはマイナーである。
ステイゴールド、メジロマックイーン、メジロティターン、メジロアサマなどの活躍場。
ノーザンテースト、パーソロン、ヒンドスタンなどの往年の名種牡馬。
オルフェーヴルの体内には、極東のローカル競馬の歴史を紡いできた血が流れている。
そんな馬が、世界最高峰の凱旋門賞で1番人気に指示された。
かつて、「日本馬は出走できるだけで光栄なんだ」と屈辱的な言われかたをした。
反論もできないほど、それは惨敗の歴史だった。
1999年、エルコンドルパサーが2着になった。
ゴール前でモンジュにかわされたが、そこからもう一度差を詰めるパフォーマンスを演じた。
日本馬見直しの契機になったが、馬は世界的良血の外国産馬(アメリカ産)だった。
オルフェーヴルの凱旋門賞は2年連続2着だったが、いろいろな意味で歴史的な快挙だった。
世界レベルの産駒が生まれることを期待したい。

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