北森鴻の小説の中でまだ読んでいなかったシリーズである。
題名からわかるように、物語の場所は「京都」である。
その京都の「裏側」つまり観光名所ではないところ、そして裏社会のようなものが舞台である。
京都に本当にある「大悲閣千光寺」が主舞台。
渡月橋から上流1キロメートルのところにある。ホームページもあるので興味のある方はのぞいてみてください。
で、この物語の主人公は、この『京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男』である有馬次郎。
怪盗と呼ばれた過去を持ち、その特技を生かして、事件に挑む。
相棒は、京都みやこ新聞文化部の記者の折原けい。有馬次郎を「アルマジロ」と呼ぶ威勢のいい女性である。
そして、大悲閣の住職も謎ときには欠かせないメンバーである。
物語は6編。
不動明王の憂鬱
異教徒の晩餐
鮎踊る夜に
不如意の人
支那そば館の謎
居酒屋 十兵衛
である。
今まで読んだ北森鴻の作品「蓮杖那智シリーズ」「旗師・冬狐堂シリーズ」「香菜里屋シリーズ」「佐月恭壱シリーズ」と比較すると、ちょっと「軽め」である。
で、その「軽さ」にちょっとなじめなかった。だから、読み終わるまで約1か月を要した。
また、有馬と折原の行きつけの店である「居酒屋 十兵衛」をはじめとして、料理に関する部分がでてくる。
彼らが食するものはちょっと高級感のあるものみたいなものが多く、私としては想像できない。だから、食べたくなるほどの気持ちもわかない。
というわけで、感情移入がうすくなってしまった。
でも、さすがに北森作品である。
面白いのは面白い。
ただ、現状の私としてはちょいとついていけなかったなあ、という感想である。
題名からわかるように、物語の場所は「京都」である。
その京都の「裏側」つまり観光名所ではないところ、そして裏社会のようなものが舞台である。
京都に本当にある「大悲閣千光寺」が主舞台。
渡月橋から上流1キロメートルのところにある。ホームページもあるので興味のある方はのぞいてみてください。
で、この物語の主人公は、この『京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男』である有馬次郎。
怪盗と呼ばれた過去を持ち、その特技を生かして、事件に挑む。
相棒は、京都みやこ新聞文化部の記者の折原けい。有馬次郎を「アルマジロ」と呼ぶ威勢のいい女性である。
そして、大悲閣の住職も謎ときには欠かせないメンバーである。
物語は6編。
不動明王の憂鬱
異教徒の晩餐
鮎踊る夜に
不如意の人
支那そば館の謎
居酒屋 十兵衛
である。
今まで読んだ北森鴻の作品「蓮杖那智シリーズ」「旗師・冬狐堂シリーズ」「香菜里屋シリーズ」「佐月恭壱シリーズ」と比較すると、ちょっと「軽め」である。
で、その「軽さ」にちょっとなじめなかった。だから、読み終わるまで約1か月を要した。
また、有馬と折原の行きつけの店である「居酒屋 十兵衛」をはじめとして、料理に関する部分がでてくる。
彼らが食するものはちょっと高級感のあるものみたいなものが多く、私としては想像できない。だから、食べたくなるほどの気持ちもわかない。
というわけで、感情移入がうすくなってしまった。
でも、さすがに北森作品である。
面白いのは面白い。
ただ、現状の私としてはちょいとついていけなかったなあ、という感想である。
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