読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

伊勢神宮外宮 -退職記念旅行その2-

2017-07-05 11:15:43 | 観た、聴いた
さて、駅に到着。
目の前の路をまっすぐ行けば「外宮」

だけど、誰も歩いていない。これではまるで「田舎の駅」
こんなことでいいのだろうか?
もっと人がいてもいいのではないのか?

またしても疑心暗鬼の中、歩き始める。
だって、どの本もネットの情報も人が多くて、活気のある店があって・・・
なのに、店は休んでいるのか開いていないし。
観光客はポツリポツリ・・・

で、外宮前の「浜与本店」で何かを食べるか土産を探そうかと思っていたのであるが、休みかと思うくらい誰もおらず、入りづらい。
腹も減ったしのども乾いた。
後ろを振り返ると「ひりょうず」という幟と「地ビール」の幟。

というわけで、若松屋に入り「ひりょうず」カウンターで仕切られている伊勢角屋麦酒から生ビール(ペールエール)を注文し、とりあえず一服。

いやあうまかった。
二見興玉神社で身を清めてはきたものの、やっぱりここはアルコール消毒が必要。

というわけで、続いて外宮の「表参道日除橋」を渡り

「手水舎」で清め、第一鳥居で一礼、そしていよいよ境内へ。

外宮の中も思っていたより人が少なく、やっぱり時季外れに来たんだと実感。
なにも人が多いのがいいわけではないのだが、なんとなく・・・ね。

神楽殿の前を通って、まっすぐ「正宮(しょうぐう)」へ行く。
なんとなく、空気が変わるというか緊張感がただよう。
平成25年の遷宮をからまだ間もないので、印象としては「新しい」


外玉垣南御門。脱帽をして、バックを下ろし、お参り。
二拝二拍手一礼

顔を上げたとき、神前の御帳(みとばり)が風でこちら側に舞い上がり、正面(内玉垣南御門)が見えました。
感激しましたねえ。

帰ってきてから調べましたら
『「とある場所」で「とある白い布」がメクれると「天照大御神の白い風」』
ということが昔からあるようで、
その現象が起きたのでしょう。といっても、風が吹いたということは感じましたし、外宮ですけどね。

それでも、何と言いますか、これまで生きてきたことが肯定されたような或いは「よしよし」と肩をたたかれたような感じでした。
夫婦そろって『ありがたい』と思いました。

それからちょっと驚いたことがありましたが、正面を左右どちらかに外れると、門というか塀越しに正殿(正確には正殿の屋根)を拝むことができるのですが、そこで「祝詞(のりと)」をあげている人がいる、ということです。

日本人なら簡単な祝詞を覚えておくべきなのか、そんな思いでした。

そして別宮にお参り。「多賀宮」「土宮」「風宮」






静かななかに厳粛な空気が漂います。

そして、神楽殿に赴き、御朱印をいただき、さらに御饌(みけ=御祈祷)を申し込み「家内安全」を願うこととしました。
申し込み後、控室でお待ちください、ということで、控室にいると、我々の前にもその後にも誰もおらず、結局、われわれだけでお祈りをしていただきました。
なんとなく、特別感があり、ありがた度が増しました。
ただ、お神酒の量がちょっと少なかったかな(笑)

御饌が終了し「お神札」と「神饌」をいただきました。

すこし、雨がぱらついてきたので休憩所へ入り、それでは「せんぐう館」を見ましょう!
と、思ったら、なんと、月1回(第4火曜日)の休館日でした!

それでは「神宮美術館」へ行きましょう、ということで歩き始めたのですが、美術館は午後4時で入館終了、ということと、道を間違えたということからあきらめ、バスで宿へ向かうこととしました。

実は、美術館のほかにも別宮の「月読宮」「倭姫宮」「月夜見宮」にも行きたかったのですが、時間的に難しかったです。
もし、また伊勢に来る場合には、これらの別宮を含めて日程調整しよう。

で、バスですが「内宮」行きに乗りまして、おはらい町を下見して宿に向かうこととしました。

内宮でバスを降りたときはもう5時になろうという時でしたから、あまり人もおらず、店じまいをする最中でした。
そういう状況でしたので割とのんびり散策することができました。



おかげ横丁の入口ですが、ほんと、誰もいません。


宿も近いということで、ほっとしましたし、お土産に買っていけるものでもないので(日程の都合上)有名な「赤福」に行き、赤福食べました。





我々が最後でした。

その後宿に到着、温泉に浸り、お酒を飲んで、疲れを癒しました。

さて、明日はいよいよ内宮へ。早朝参拝する予定です。
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