読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

寄席芸人伝<色物人生> 古谷三敏ファミリー企画 小学館

2009-09-04 18:43:38 | 読んだ
古谷三敏は好きな作家である。

きまって読んでいるのは「BARレモン・ハート」であるが、この寄席芸人伝も読んでみたいと思っていた。
丁度、小学館の「My First Big」で発売されているので、このところ見つけると同時に買っているのである。

この人の「ウンチク」はいい。
いまウンチクといえば、付け焼刃、のものが多いので疑ってかからなければならないが、古谷三敏は『深い』ので安心である。

さて、寄席芸人伝は「創作伝記」とあるように、いかにもその事実があったことのように思える話が綴られている。(といってもマンガである)

主に落語家を中心として描かれているのであるが、本書は「色物人生」ということで、落語以外の寄席に出ている芸人、例えば漫才、曲芸、講談などの芸にかける人たちを描いている。

ほのぼの、しみじみに加えて、ほろっとさせられるのが、好きなのである。

単行本で或いは文庫本でそろえようかと思っていたが、しばらくはこのコミックで読んでいこうと思う。

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